丸盆の作り方 百均の材料で

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丸盆は作れる!

丸盆を作りたい!という人はなかなかいないとは思うんですが、提案です 😀
今回僕は、自分で編んだ茶籠に合わせたサイズぴったりの丸盆がほしくて、作ることにしました。
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作れると何がいいかというと、

  • 自分オリジナルなサイズや色・柄の盆が作れる
  • 自分で作ったから思い入れが生まれる
  • 市販品のも自作のも、壊れたら直し方が分かる
  • 職人のすごさが分かる、工芸品の見どころが分かるようになる

ということなんです 😀

なので、作り方だけでもぜひ見てほしいです~☆

完成品

今回作ったのは、このような丸盆です。
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ホッチキスで接合しています。

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ニスを塗ったので表面がツルツルです。

材料

  • プラダン(プラスチック段ボール)
    底面に使います。軽いのに折れにくい素材です。

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  • PPシート(ポリプロピレン)
    側面に使います。曲げやすい素材です。

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  • アクリル絵の具
    今回は黒ですが、好きな色でOKです。

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作り方

切り落とす

プラダンにコンパスで円を引きます。うっすらと黒い線が入っているのが見えるでしょうか。
直径27.5cm、半径だと13.75cmです。
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線通りにプラダンを切り落とします。これが底面になります。
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PPシートは四角に、43.1cmx3cmを2枚切り落とします。これは側面です。

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※ 僕の持っているPPシートが短かったので2枚にしましたが、89.3cmの長さがあれば1枚で、89.3cm x 3cmに切り落として使います。

細長く切った2枚のPPシートは、あらかじめつなげて1枚にしておきます。ホッチキスで2~3回ほど留めます。
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※ この写真だと底面との接着作業をしながらPPシートをつなげていますが、これだとやりづらいです。

PPシートはぎりぎりホッチキスが貫通しますが、2枚まとめると貫通しないことが多いです。それどころが1枚だけでも貫通しないこともあります。
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そんな場合は、あらかじめ1枚ずつホッチキスして針をはずして穴を作っておくか、裁縫道具のリッパーや千枚通しなどを使って穴を開けておきます。
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リッパーだとこのように穴を開けます。
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接合する

その上で、ボンドを底面の横にたっぷり塗ります。
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PPシートを乗せます。
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セロテープで、ボンドが乾くまで仮止めしておきます。
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そのままボンドとセロテープで貼り進めます。
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PPシート側にボンドを塗る方法でもOKです。
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上から見たところ。
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1周して、重なる部分は約2cm。長すぎたら片方の端を切り落とします。
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上述したように、PPシートをホッチキスでとめます。
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下から見たところ。セロテープで乾くまで固定します。
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色を塗る

アクリル絵の具を塗ります。
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このようにビーっと出して、
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筆で同じ方向に均一に伸ばし、塗ります。
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途中経過です。
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内側の角も、しっかり塗り込みます。
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内側を側面まで全て塗ったところで、いったん乾かします。
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乾くとこのように、マットな質感でツヤがありません。ツヤがほしい場合には追ってニスを塗ります。
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裏側は、セロテープが貼ってありますが、ボンドも乾いたのではがします。
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はがしたところ。
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さらに、裏側も塗り、乾かします。
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ニスで光沢を出す

光沢を出すためニスをたらし、筆で均一に一方通行で塗ります。 PXL_20210406_231855726

塗り終わったところ。白く半透明な部分もありますが、乾くと透明になります。
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完成

1回だけだとまだザラつきがありますが、3回ほどニスを塗ると、このようにトゥルルンとした表面になります。
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さて、どうぞあなたも、あなたのサイズと色・柄でぜひ作ってみてください! 😉
質問がありましたらコメントにてどうぞ。

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