襦袢の袖口の下が縫われていない、丸くもない理由

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丸田さんに聞いてみた

いま襦袢の型紙を作っているのですが、そんな中、袖の形が着物と違いました。

なんでかな?と疑問に思ったので、着物のことなら何でも知ってる丸田さんに聞いてみましたよ!

■着物のプロフェッショナル 丸田 晶代 プロフィール■

小学5年生で着付けを習い始め中学2年で着付講師の免状をとりました。

約30年(笑)の着物の知識経験を武器に

キモノヨロズ屋 kan-on」を営んでいます。

昼夜、着物屋さんとして生きてます!

必要ないのに手間だけかかるから

丸田さんに「なんでー?」って聞いたところ、

着物に隠れてるから見た目を気にする必要がないから。省略できる

なんだそうですー 😀

詳しくはこちら。

長襦袢の場合でも、袖口の下は縫う人によってそれぞれなんです。
袖口の下が縫ってあるものもあるし、多少丸みのついているものもあるし、もちろんその方が手数が多いので技術が要りますね。
ただ、着用時にその手数がどれだけ有益かといえば、あくまで着物の下地なので、そんなに意味を持たないことが多いです。
(振袖などで、着物と一緒に長襦袢を仕立てていれば、着物の丸みもわかるので、長襦袢の袖もきっちり揃えて丸みも出せる〜丸みをつけるので袖口の下も縫う〜その方が着姿もきれいですね)

いずれにせよ、襦袢の袖は、着物の袖口からにゅるっと出ない事と、女物なら袖付けからプラプラ出ないことの方が重要なので、袖口と丸みについてはさほど重要度が低くなります。

半襦袢ならなおさら!簡易的、汎用的かつ安価に着るのが目的の半襦袢ですから、袖口の下と丸みの手数は真っ先に省いてあるんですね😃

いやー今回も勉強になりました 😀

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