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個性豊かな帛紗を作ろう
帛紗(ふくさ)って買う分にはあんまり高くないんです。レーヨンなら900円、絹なら3500円といった価格で、生地を買って自分で縫うくらいなら買った方が楽でオトクです。
でも、自分で帛紗の色や柄を選べたら良くないですか?
どうしても帛紗というとこういう色の無地のものが多くて。。
練習用やカジュアルな茶会でなら、もっと自由にやったら楽しいと思うんです~ 😀
完成形
生地選び
色々と悩んだのですが、今回はこの生地にしました!
200年の歴史 ある 南仏の テキスタイルブランド ソレイアード社 監修の 布 生地 です。
すごいですよね~~オシャレですよね~~^^
これを50cm買って 835円 + 送料385円 でした。
サイズ
出来上がりサイズ
- 長さ27.5cm
- 幅56cm (たたむと28cm)
裁ち落としサイズ
- 長さ31.5cm
- 幅60cm
裁ち落とす
チャコペンで裁ち落とし線を引きます。27.5cm × 56cmです。
※ 子供が近くにいてアイロンをかけられないまま作業しましたが、皆様は事前にアイロンをかけましょうね^ー^;
こちらが裁ち落としたところです。
アイロンで折り目をつける
出来上がり線を引きます。裁ち落とし線の内側2cmで、31.5cm × 60cm です。
その線に合わせてアイロンで折り目を付けます。
そしてこれを横に半分に折るわけですが、
角と角を合わせると、こんな感じで縫い代が最終的に出っ張ってしまいます。
なので、互い違いになるよう片方の角の折り目をたたみかえておきます。
するとこのように、縫い代が見えなくなります^^
これがクセになるよう、アイロンをかけておきます。
ミシン縫い
さて、いったん表裏をひっくり返しまして、ミシン作業に入ります。
これはミシン縫いした後なのですが、写真だと分かりにくいので図で解説しますね。
下図のように、赤線部分をミシンで直線縫いします。白線は先ほどチャコペンで引いた出来上がり線です。
出来上がり線の内側全てを縫うわけではなく、後で手縫いするために角に隙間をあけておきます。
※上の図は、「内側」を間違えました。外側です。
縫い目の長さは5mmです。
ひっくり返す
6cm隙間をあけた方の角から、内側の生地を出して裏表をひっくり返します。
さらに出していったところです。
全て出したところです。2つの角で縫い代が飛び出ています。
二つの角で、先ほどアイロンでクセを付けたように縫い代を互い違いに折りたたみます。
手縫い
2つの角をミシン縫いと同じく、出来上がり線の内側5mmをクケます。
クケについてはこの動画が分かりやすいです。
縫い始めと縫い終わりは糸の端が見えないように、出来上がり線の内側7~10mmの辺りにします。
こちらが出来上がったところです。