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屏風も百均で作れる
茶道の動画を撮るために、1メートルの高さの屏風が必要になったんです。
メルカリで買ってもいいのだけれど、微妙に高いし、大きいので押し入れに入りきらなくて大変なんです 🙁
なので、百均で材料を買ってきて、必要に応じて解体・破棄できるような価格で屏風を作ることにしました!
完成形
こんな感じでちょっとたわんでしまっているんですが、動画の撮影ではあくまで背景であり、目立たないのでこのクオリティで良しとしました。
今後、改善する方法を見つけたらシェアしますね 🙂
撮影用なので裏側はハリボテですw 実用にしたければ裏側も表と同じ加工をして、一応立派に見えるように作れます。
屏風の1枚1枚は洗濯バサミで固定します。これにより、何枚でもフレキシブルにつないだり減らしたりできます。
材料
それでは百均で買ってきた材料を見てみましょう。
- 和紙 53cm × 78cm。緑色を選びました。包み紙のコーナーにあります。
- 角材 1.2cmの太さ。長さは45cm。横向きの柱に使います。
3本入りでしたが、1本だけ見るとこんな感じです。
- 園芸用の支柱です。今回の屏風は高さが1.2mもあり、百均の角材では長さが足りないのでこれを使うことにしました。
- やまとのり。ボンドでもOKです。
- 黒い画用紙。屏風の枠・縁を付けたい場合に必要です。
作り方
本体
45cmの長さの角材に、のりを塗ります。とりあえず1面だけでいいです。
包み紙のロールを広げ、横向きの支柱として角材を貼ります。上と左右から5cmほど離して貼ります。
そして縦向きの支柱として園芸用の支柱2本を、のりを塗って貼り付けます。
今回の包み紙だと長さが足りないので、もう1枚、端にのりを塗って継ぎます。
角材をもう1本、底辺の横向きの支柱として貼り付けます。下側の余りの紙は切り落とします。5cmほど余裕があると良いです。
下辺の横向き角材と、縦向き支柱の下側5cmほどに、のりを塗ります。
紙をパッタンと折り返し、のりで固定させます。重いものを何か乗せておくと、乾くまではがれません。
角にも重ねてのりを塗って、貼り合わせておきます。
向かって左側の支柱も同様に、支柱にのりをぬります。
紙を折って貼り付けます。
はみ出した紙はさらに折って、のりで貼っておきます。
向かって右側も同じくのりを貼ります。
折って貼り付けます。
上端の紙も同様にのりで貼って処理しておきます。
のりが乾いてから表側を見たところ。
※ 縁がいらない場合は、ここで完成です。
縁
ここからは縁を付けていきます。
3.5cmほどの幅で黒い画用紙を切ります。これをたくさん作ります。
屏風の端にのりで貼り付け、後ろ側にも折ってのりで貼っていきます。全ての端で同じことをします。
裏側から見たところ。まずは表側に貼り付けて、
それから折り曲げて、裏側でものり付けします。
縁の出来上がりです。
裏側から見たところ。
つなげる
以上を複数枚作り、これからつなげていきます。
※ 右の屏風は縁なしにしました。
裏側にします。表側から見て希望の順序で並ぶようにします。
紙の切れ端を使って、6cm × 10cm程度の紙を4枚作ります。
縦半分に折り、のり付けします。これにより、2枚重ねで頑丈になります。
3~4cm程度の端を、本体下部の裏側にのり付けします。
もう1枚の屏風本体にも、同じくのり付けします。
本体上部にも同様に左右2枚をのり付けします。
対になっている2枚の紙を、洗濯バサミでおさえます。
これを前側から見るとこのようになり、完成です。
今後の改善点
写真に撮ってみると、たわみがわりとあることに気づきました。
茶道の撮影にちょっと使うだけなので今回はOKの範囲内ですが、次回作る際は改善させようと思います。
エコクラフト・クラフトバンドといった編み物の素材を荒く十字にはりめぐらし、その上に包み紙を乗せ、セロテープで裏から固定するといった方法で改善できると思います。
何か質問などありましたらコメントどうぞ☆