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ぜんぜん着物の話題じゃないけど
店主はここ最近、裁縫もほどほどに、午後過ぎくらいから釜に湯を沸かし茶を点てて一人で飲んでおります。完全に隠遁生活を謳歌です 😉
さて、着物屋さんとは関係ない、茶道がメインの話題なのですが、この有用と思しき情報をネット上に載せておいたら、誰かが検索でたどりつくだろうと思うので、書いておきます。
また、着物は和の暮らしのインフラであって、着物を着て何をするかが大事ですよね。それはもう人により多種多様ですが、お茶は一つの例として見てもらえればと思います^^
もちろん着物でスタバや洋食屋さんに行ったりなど、それはそれで全然アリですが、「着物着たら和のことがしたい」という人のために、和の遊びや暮らしも発掘していきたいのです。
お茶の練習環境を家でマジメに整えるのは大変
稽古に通いつつ家で復習したいとか、単に家で点前をして心を落ち着かせたいとか、そんな希望を持つ人は多いと思います。しかし越えるべき障壁が多過ぎて実現できないんですよね。電気ケトルとお盆で盆略するくらいが限界ですよね。
でも正攻法で壁を越えなくても、裏門が必ずありますんで、工夫して楽~にいきましょう 🙂
解決方法一覧
では障壁を一覧して、一個ずつ解決方法をご紹介します。
- 和室がない
- 和室はあるが、炉を切っていない。土風炉がない。電熱風炉は高価。
- 釜が高い。
- その他の道具ワンセットが高価。
- 練習のたびに着物を着るのが大変。
- 「道具を出す→練習→片付ける」で時間がかかる
ざっくり問題はこれくらいですかねー。ではいってみましょう。
和室がない
ふすまと畳がないと困りますよね。
- ふすまがない → 茶道口に道具を置いたり総礼したり ができない
- 畳がない → 道具を置く距離感が分からない
僕は前に住んでいた物件では開きドアでした。練習中はドアを開け放しておいて、代わりに のれん を使って引き戸の気持ちでやっていましたw
畳がないと、正確な距離感がつかめないですが、一度ものさしではかっておけば、その後はだいたい分かります。僕の今度引っ越す先の物件は畳が通常よりちょっと小さいので。。それを分かっておけばいいかなと思います 🙂
和室はあるが、炉を切っていない
ヤフオクで炉縁を 千円~+送料 で買えます。それを畳の上に置きましょう。
土風炉がない。電熱風炉は高価。
土風炉と電熱風炉、どちらも数万円しそうです。ヤフオクで買う手もありますが、IHも一つの手です。参照:rakuten.co.jp
楽天の最安値だと、3,980円で送料無料です。
今のところ2つ試しましたが、釜ってIHに反応する模様です。
釜が高い。
中古なら、ヤフオクで2千円以下+送料のが多く出回っています。
僕自身、千円台で風炉釜を入手しました。炉釜も欲しいですがもうちょっと高いです。
※風炉釜の隣にある小さなフィナンシェ型には練り香を入れています。
その他の道具ワンセットが高価。
既にご存知とは思いますが、「茶道具・抹茶・備前焼のほんぢ園」などが安いですよね。
ネットショップやオークションを駆使すると、最安値でこれくらいです。
練習のたびに着物を着るのが大変。
襦袢やステテコなどは着なくても練習になります。帛紗を付けられればいいのですもんね。帯は兵児帯のふにゃふにゃのでOKです。
歩き方・座り方は着物の裾があった方が練習になりますし、着物の袖があれば建水の水が袖に付かないかといった意識も持てますし。
着物の畳み方は袖畳み(過去記事参照)でOK。
襦袢がないので、洋服の上に着るとしっかりシャツが見えていますが、まー気にしないです。
袖からもシャツとセーターが見えています。
「道具を出す→練習→片付ける」で時間がかかる
慣れるとだいたい1時間~1時間半くらいで完了しますので、平日夜にでもサクっとできますよ^^ 慣れないうちは一部分だけやってもいいし。
それでは皆様、グッドラック、エンジョイティーライフ!