裁縫いらず。古典的な風炉先屏風を今どきのツイード布地でリメイクしてよみがえらせる。

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印象を左右する、意外に大事な風炉先屏風

風炉先屏風は道具の背景となり、全体の雰囲気や印象を左右する、実は以外に大事なものです。

普段のお点前では言及すらされせんが、自分で茶会の道具の組み合わせを考えるようになると、その存在を初めて意識するのです。

様々な柄やサイズがありますが、ほぼ全ては古典柄です。

今日はこれを、現代の布地を使って今風にリメイクする方法をお伝えします^^

現状

まずは現状ですが、こちら。vlcsnap-2019-01-23-13h59m28s015

棚の後ろにある低めの屏風(びょうぶ)を風炉先(ふろさき)屏風と言いますね。

こちらの風炉先は、鳳凰柄の枠で内側は無地、上の方は隙間があいているというものです。

ここに、ツイードの生地をかぶせてしまいます。

ツイードといえば街で必ず見かける、コートなどに使われる生地。現代的感覚なら、ツイードを見ると「秋冬だな~」となりますよね。茶室でもその印象を作りたいのです 🙂

リメイクの手順

リメイクというほどでもないのですが、布をかぶせて洗濯ばさみでとめるだけですw

布を広げる

余り布なので、こんな感じでちょっと欠けています。だいたい2.5m × 1mくらい。

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風炉先屏風のサイズより縦横ともに1mくらいずつ大きいと良いです。

風炉先を置く

風炉先の表が下に、裏が上を向くようにして布地の上に置きます。

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布地を上下からかぶせる

周りの布を 下から→上から、このようにかぶせていきます。余っている部分はたたんでしまいます。

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せんたくばさみ

30cmくらいきざみで、せんたくばさみで固定していきます。

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布地を左右からかぶせる

左右の布地も、かぶせてせんたくばさみでとめます。

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完成

あとは立ててみるだけ。

後から見るとこんなですが、

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ほら、設置してみるとなかなかクール!

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中央のたたみジワが気になりますが。。

道具を置くとこうなります!

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ツイード素材に合わせて、

  • 棚ではなくスチールラック
  • 水指ではなくガラスのサラダボウル
  • 建水ではなく焼き菓子の型
  • 茶入の仕覆もツイード

としてみました (^-^)v

茶道の練習の次は、茶室づくり

茶道の稽古では一般的に、お点前を中心に習いますよね。

その中で道具の組み合わせなどを習っていく。

たまに茶会をして、本番での振る舞い方や実践を学びますね。

その後はいろんな点前ができるようになってきたら、次は茶室づくりだなぁと思います。

道具を組み合わせて、それに合わせた点前をできるようになったら、道具から作り出す印象に沿って、茶室全体もそろえていく。(アートとしての話でして、禅はちょっと置いておくとします)

すると主客の総合体験が、より深まっていくと思うのですよ^^

例えば今回で言うと「現代のカジュアル素材」としますね。

すると襖(ふすま)は和紙じゃなくて色あせたデニムを貼ってみたり。待合の椅子は木じゃなくてアルミだったり(冷たそうだけど)。天井や壁には木目の壁紙を貼ってみたりとか。

今のところそんな方向に進んでおりますので、またレポートします 😉