過去記事
この記事は以前の3つの記事の続きです。腰紐や帯をきつくせず、かつ着崩れしない方法を探ります。
着心地を良くする工夫1:帯をきつくしめない
着心地を良くする工夫1-B:紐で結ばずトグル/ボタンで留める
着心地を良くする工夫1-C:腰紐の代わりにボタンで留める
紐を長着の縫い目に縫い付ける
色々試行錯誤してきましたが、これでなんとか安定したソリューションにたどり着いたと思います。
↓の写真の通り、長着左側の内側、右側の外側に二本ずつ紐を縫い付けます。
これを結びます。左側の内側で紐を結びます。
右側の外側で結びます。
見た目
紐を結んで長着を閉じたところ。全く紐が見えなくなります。
兵児帯を結んだところ。デニムの新品はゴワゴワで強く結ばないと固定が難しいのですが、この紐で結んでいれば、帯はゆる~くて済むのです^-^
この戦略の長所
- 生地の折り重なった縫い目に紐を縫い付けるので、長着の痛みの心配がない。
- 外側から見えない、ばれない。
- 安い。ボタンやトグルと比べて紐はすごーく安いです。
この戦略の短所
- トグルやボタンと比べて、ちょうちょ結びの手間がある。
- 長着の端ではなく少し手前(前身頃と衽の間)で紐を縫い付けているので、完全に端までの着崩れを防げるわけではない。中心部分の着崩れは防げるが端が落ちてくればたまに直さないといけない
商品化
ようやくコレならイケます。
例えば「長着 紐オプション付き」と題した商品ページを別途作ってみようと思います。価格は千円増し。
コメント
すごくいい解決法が見つかりましたね!あれ?でも、ワカモノキモノさんの着物って、そこ、縫い目なかったんじゃ?
よく気づいてくれました!
元々縫い目なしで価格を下げる方向だったんですが、価格を少し上げて縫い目を作ることにしました。縫い目無しオプションで値引き、というのは今後やるかもしれませんが~^^
縫い目はありますが、反物のように切れた生地を縫い合わせるのではなく、依然として一枚の幅広い生地を使う、という妥協策です。これによりほぼ正しい着物になります。
「ほぼ」というのは袖が厳密には直角ではないからです。90度ではなく88度とか、そんな感じです。追って記事にした方がよさそうですね~ 😉
スッカリ年末の流れに巻き込まれています。久し振りに覗いたら怒涛の更新にびっくら!Σ( ̄□ ̄;)
紐で解決いいですね。
確かに帯締めてて疲れますもん!
角帯、兵児帯共に。
デニム着物素晴らしい着眼点!
ブルーデニムですら濃淡ありますし、和に通ずる染物生地として納得のチョイス!!
個人的には、左右で色違いのデニム着物とかお洒落かなーと妄想。
インディゴブルーデニム(濃紺) × ウォッシュデニム(色落ち薄い水色)
上前をどちらの色でオーダーするかで、落ち着いた趣味の方にも、カジュアル重視の方にも、どちらでも対応出来ないかなーと?
身辺が落ち着きましたら、言い出しっぺの自分が最初にチャレンジオーダーする覚悟ですよ。( ロ_ロ)ゞキリ
そんなチャレンジャー相手にせずとも単色で、ブラックデニム/アイボリー/オリーブ なんて、アースカラーなデニムでも大人っぽくカジュアルな提案が出来きそうと思う自分はやっぱり攻めすぎですかなー(/ー ̄;)
すそさんも怒涛のコメントすごいっすw
ですよね、年始にかけて忙しいって言ってましたもんね。
やはりすそさんも兵児帯であっても疲れますかー。僕のしめ方が悪いのかと思っていましたが、やはり僕だけではなさそうですね。。
ありがとうございます、やっぱ僕らの世代ならデニム必須ですよね! でも他の会社でデニムって高そうなんで、ここを値下げしたいなと。
しかし左右で色違いデニムとは攻めますねぇww
確かに前から見れば前身頃が中心なので胴体はそんなに違わないかもですね。
でも袖の色の濃淡が。。そして後ろから見たときのw 今度コーデアプリでやってみましょうかねぇ?
チャレンジの場合は初回ということで原価諸々だけでいいですよw
いえ、デニムなら基本カジュアルでしょうし、濃いめならその中でもシックになるでしょうしね。そこはそんなに攻めすぎでないのでは。むしろ自然ですよね~アースカラーは^^
そのうち落ち着いたらダベりましょう!