wakamonokimono
ワカモノキモノ
本格的な足袋の型紙
22~27cmまで
全サイズが作れる
和裁の勉強をしなくても、
型紙とミシンを使えばしっかりした足袋が作れます。
自分好みの素材や色・柄で、
あなただけの足袋を作ってみませんか?
裏地を付けない単衣(ひとえ)の足袋なので構造はシンプルです。
型紙を購入してダウンロードする
550
印刷・郵送のサービスはこちらから別途購入できます。
最新情報
2024/9/7 袷 羽織 の型紙を発売
2024/4/18 肌襦袢 男もの の型紙を発売
2024/3/25 もんぺ の型紙を発売
好きな布で
作れます
どんな色・柄・素材でも、
自由に足袋を作れます。
型紙はPDFから印刷
型紙はPDF形式です。
 
動画での作り方解説
足袋の作り方動画
サイズ表

下記のサイズがあります。

・22.5cm
・24.0cm
・25.0cm
・25.5cm
・26.0cm
・26.5cm
・27.5cm
型紙を購入してダウンロードする
550
印刷・郵送のサービスはこちらから別途購入できます。
サンプル
PDF以外のファイルを、サンプルとして閲覧できます。
こちらは 27.5cmサイズです。
印刷のコツ
正しいサイズで印刷するため、印刷の際は下記のポイントに気を付けます。
【Windows】
  1. 白黒印刷
  2. 「実際のサイズ」を選ぶことで、正しいサイズで印刷されます。
  3. 「縦」を選びます
  4. 「A4」を選びます
【Macintosh】
当店にMacintosh環境がないため、Apple社のヘルプとお客様にてやってみた結果をベースに説明します。
https://support.apple.com/ja-jp/guide/mac-help/mh26678/mac
によると、100%サイズで実際のサイズに最も近くなるようです。
用紙サイズはA4です。
 
型紙の使い方
各PDFファイルを全て印刷します。
※実線は出来上がり線、点線は縫い代線、二点鎖線は折り目です。
IMG_6610
セロハンテープで、「A1」と「A1」のように同じ記号同士を貼り合わせます。
IMG_6613_2
片側は点線に沿って折ります。
マチ針で布に固定します。
PXL_20210302_070958292

点線に沿って型紙ごと布を裁断します。
PXL_20210302_071834348
※ 部分の名前は左から内側、底面、外側です。
※ N1やN2といった番号を型紙に振っていますが、これは「縫う」のNで、縫う順番を示しています。

作り方


↑の布を型紙ごと裁断したところから説明します。

N1 外側と内側を縫い合わせる


N1のラインを型紙ごと、ミシンの直線縫いで縫い合わせます。
PXL_20210228_074242294

N2 内側と底面を縫い合わせる


合印を内側と底面で合わせて、N2のラインをミシンの直線縫いで縫い合わせます。
PXL_20210302_072438838
PXL_20210228_074626278

N3 外側と底面を縫い合わせる


こちらに合印はありませんが、重ね合わせて最もライン同士がマッチする場所で固定して、ミシンで直線縫いで縫い合わせます。
PXL_20210302_073325350

サイズチェック


一度足を通し、きつくないか、ゆるくないかを見ます。
PXL_20210302_073414996
高さがきつければN1のラインを縫い代からはみ出して縫い直します。ゆるければN1に沿って、より小さく縫い直します。
幅がきつければN2・N3のラインを同様に広めに縫い直します。ゆるければN2・N3を同様に小さめに縫い直します。

N4 上端の縫い代処理


N4の線に沿って、型紙ごとアイロンをかけます。
PXL_20210302_073732196

三つ折りし、ミシンの直線縫いで縫い代を処理します。
PXL_20210302_074059922

N5 つま先


N5は外側と内側の型紙に、通常の黒い線と、その外側に薄いグレーの線があります。
tabi1_inside
最初にグレーに沿って荒く縫い、ギャザーを作ります。

このように、グレーの線に沿って4~5mm程度の縫い目の長さでミシンで直線縫いします。
PXL_20210304_124238351

片方の糸を押さえながら布を中央に寄せると、ギャザーができます。反対側の糸も押さえて、布を同じく中央に寄せます。
PXL_20210304_124325023

すると、底面に重ねると指が入るように、立体的に丸まります。
PXL_20210304_124510607
ちょうど良く指が入るようギャザーを調整して、底面に外側と内側を置きます。

グレーの線より1mm程度内側に、2.5mm程度の縫い目の長さでミシンで直線縫いし、外側と底面のN5を縫い合わせます。
PXL_20210304_124930581
PXL_20210304_125631708

内側も同様に、底面に縫い付けます。
PXL_20210304_130749676

親指と人差し指の間の、底面の布に切り込みを入れます。かなりギリギリまで切りましょう。そうしないと裏表をひっくり返した時に布がここで突っ張ります。
PXL_20210304_231645244

いったん裏表をひっくり返すと、このようになります。
PXL_20210305_024532907

N6 かかとの外側


かかとはこのように、まだ縫われていません。
PXL_20210228_103528570

そこに、↓の赤線のように外側の布をかかとにまわりこむように、ミシンの直線縫いで底面と縫い合わせます。
tabi1_bottom

縫い付けたところです。
PXL_20210302_130633743

N7 かかとの内側


N6で縫い付けた部分と1cm重なるように、N7もまわりこむように縫い付けます。
tabi1_bottom_n7
PXL_20210302_232340661
※ 重なった部分の順番は下から底面・外側・内側です。

N8 外側 コハゼ


N8ラインを三つ折りにして、アイロンでクセをつけておきます。
PXL_20210304_232833795

コハゼを3つ用意しておきます。市販品でもいいですし、今回は百均のPPシートを切り抜きました。

コハゼの作り方はこちら。

PXL_20210304_233916051

三つ折りの間にコハゼをはさみ、PPシートのコハゼならミシンの直線縫いで、縫い代処理をしながらそのまま縫い付けます。金属製なら手縫いで縫い付けます。
PXL_20210304_234607611

N8 内側 コハゼ紐


内側のN8ラインのそばには点々で紐を縫い付ける線がありますが、この中の一番下の点々で紐を折り返し、必要な紐の長さを確認し、紐を切り落とします。
PXL_20210304_234657958

紐の切れ端2本をN8縫い代の三つ折りの中に入れて、ミシンの直線縫いで縫い留めます。
PXL_20210304_235326067

型紙の点々の間隔に沿って、紐をミシンの直線縫いで縫い留めます。
PXL_20210304_235612997

このようになります。
PXL_20210304_235820507
※紐用の針がある人は、紐のうち使わない部分を内側に縫いこんでください。

三つ折りの縫い代を、ミシンの直線縫いで処理します。
PXL_20210305_023508124

裏側から見たところです。
PXL_20210305_023527707

試着


試着してサイズ感をチェックします。
PXL_20210305_024512952
きつい/ゆるい個所があれば縫い直します。

縫い代処理


内側の縫い代処理がまだのところを、ミシンのギザギザ縫いか、ロックミシンで処理します。

完成


156998663_1351932161835426_8407139359344592587_n
自分の好きな素材や色柄で、ピッタリなサイズの足袋を、あなたもぜひ作ってみましょう☆
よくあるお問い合わせ
購入前でも後でも、お気軽に質問や要望などは info@wkimono.tokyo 宛にメールにてご連絡下さい。
基本的に1~2日以内に返信しています。
線が太いですのが、この線は線の内側、外側、中央、どこが正しいのでしょうか?
トレースして使おうかと思っております。
こちらは真ん中が正しいです。理論上の正しい場所は線の真ん中にあり、
それが拡大されてしまっているため、厳密に言うと外側と内側はずれてしまいます。
なぜ型紙ごと縫うのですか?
この型紙の想定する対象者は裁縫経験のないほぼ初心者です。
経験者はご自身で布に線を引くなどしてお使いください。
反物からも作れますか?
はい、作れます。
しかし洋裁地と比べて反物は幅が狭いので、左右の身頃をあらかじめ背中心で縫い合わせておく必要があります。
洋裁地の場合は下記のようにつまみ縫いです。

しかし反物の場合は、下記の通り、出来上がり線を縫い合わせた後にM字に折って
縫い代を縫うなどの処理しておく必要があります。(袋縫いでもOKです)
和裁・洋裁ともに未経験ですが、私にもできますか?
はい、裁縫の未経験者や初心者の方のために作った型紙です。
作る上で疑問や問題などありましたら、いつでもメールなどでご連絡ください。
海外に住む日本人ですが、Yahooショッピングで決済ができません。どうすれば良いですか?
英語版の方からStripeというシステムで決済をお願いします。
型紙を購入してダウンロードする
550
印刷・郵送のサービスはこちらから別途購入できます。
 
縫製例・着用写真