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お気に入りの生地を古帛紗にしよう
主にお茶で使われる古帛紗(こぶくさ)。これは買うものというイメージがありますが、わりと気軽に作れます。作業時間は手縫いで1~2時間ほどです。
型紙
型紙はなくても、測って線を引けば作れます。でも、型紙を柄の位置と重ね合わせながら調整できるので、あった方が便利です。
ダウンロード
にて購入・ダウンロードできます。
価格 500円 (税込)
サイズ
型紙を使わず線を引く場合、サイズは下記の通りです。単位はmm。
- 裁ち落としサイズ 337 x 167
- 出来上がりサイズ 317 x 147
- 縫い代 10
- 半分が折り目です。
作り方
※ いろんな作り方がありますが、今回はクケる方法をとります。
まずは、型紙のPDFを印刷して、セロテープで2枚をくっつけます。
外側の点線で切り落とします。
布に型紙をあてて、どの位置で作るか決めます。
位置を決めたら、マチ針で型紙と布を固定します。
※この写真ですと布が足りずに型紙がはみ出していますが、本当は型紙より大きな布を使ってください。今回は布の向きを優先しまして、足りない部分は継ぎます。
型紙の裁ち落とし線に沿って、布を裁ち落とします。
※今回は右側の布がはみ出てしまっていますが、気にしないでください。もったいなかったので縫い代として取っておいただけです。
型紙の出来上がり線をあらかじめ折っておき、その上で布ごとアイロン・スチームをかけてクセを付けます。絹であれば別の布を間に入れてアイロンをかけます。
マチ針を抜き、型紙を取り外します。
クセをつけた通りに、生地をたたみます。
たたむ際に気を付けたいのは、ワサでない側(折りたたんでいない側)の角2つですが、縫い代が見えないようにたたみます。↓の写真は悪い例です。M字に縫い代が見えてしまっています。
こちらが良い例。互い違いの縫い代の角のたたんだ向きを、互いに入れ込むことで、縫い代が外側から見えなくなっています。
縫い代のみをクケて縫い合わせます。端ぎりぎりではなく、内側5mm程度のあたりを縫います。角は2度折り返して縫っておくと強くなります。
完成
これで完成です!
茶箱に入れたところ、古帛紗は茶碗と棗の間にたたんで置いています。
何か質問などありましたら、コメントどうぞ☆
コメント
恐れ入ります!幼稚園でこぶくさが必要になり作ることになりました。
生地は金蘭で作ろうと思いますが大丈夫でしょうか?
また【⠀わ】の部分がよくわかりません…教えて頂けますでしょうか??
さとう様、コメントありがとうございます^^
「わ」が何かということでしょうか?そういえばなんとなくで言葉を使っていましてすみません。
「わ」は輪でして、布をたたむと、切れ端の側とたたんだ折り目の側ができますね。
その折り目の側のことなのですが。。伝わりますでしょうか。
よろしくお願いします。