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ハイクオリティな茶箱を百均で
茶道の道具は買ってもいいのですが、安いものでも一つ一つ買いそろえていくと結構な金額になります。
百均の材料で作れば安いし、あなただけのオリジナリティと思い出のつまった道具になります 😀
材料と道具は安くても、このページのやり方で高品質な見栄えになります。
完成写真
ニスとベニヤ板でも、こんなに本物らしい仕上がりになります☆
難点はニスなのでホコリをかぶると目立つこと、ホコリをふき取りづらいこと。
水性ニスであれば水で色落ちします。
材料
ベニヤ板
ニス 色の濃いのと薄いのを2種類
道具も百均で買いました。
- ノコギリ
- ヤスリ
- ボンド
- 筆
出来上がりサイズ
ベニヤ板を切る
今回百均で買ってきたベニヤ板は45cm × 30cm、厚さ3mm、3枚です。
買う際に縦横はこのサイズでなくてもOKですが、切る際に厚さは3mm固定で設計してありますので、必ず3mmで買ってください。
箱
茶箱は箱と蓋の2部構成ですが、↓は箱のために切った板です。(cm)
蓋
↓は蓋のための板です。(cm)
図ではこのようになります。
ここに、もう一枚少し小さな上面を作ります。
上記のサイズになるようシャーペンなどで線を引きます。ノコギリで切った線は1mmほど削られますので、四角の隣同士は1mmほどあけて書きます。
そして、ノコギリで切り落とします。
ヤスリをかける
切ったばかりの切り口は、このようにザラザラしています。
ここを、紙やすりなどでなめらかにします。
貼り合わせる
箱
底面
底面は二枚ありますが、小さい方の底面にボンドを塗ります。
大きい方の底面に貼り付けます。全ての端(4辺)で大きな底面が約3mmずつ見えるように、均等に真ん中に貼ります。
内枠
内枠 横:20.6 × 12 2枚内枠 縦:13 × 12 2枚
この4枚を、垂直に立てて貼ります。
内枠の板同士の接する部分にもボンドを塗って接着します。
外枠
さらにその外側に、この4枚を貼ります。
外枠 横:21.2 × 10.2 2枚外枠 縦:13.6 × 10.2 2枚
ボンドを塗ります。
貼り付けます。
このようになります。ボンドのはみ出た部分はニスが乗りにくくなるのでふき取っておきましょう。
全て貼ったところ。
今回のベニヤはゆがんでそっていたので、隙間がなくなるよう、ボンドが乾くまで本で重しをしておきます。
乾いたところ。
蓋
上面
上面は大小2枚あります。
わずかに小さい方にボンドを塗ります。
端に隙間が3mmできるよう、均等に大きい方の真ん中に貼り付けます。
外枠
その隙間3mmに、ボンドを塗ります。
この4枚を垂直に立てて貼り付けます。
外枠 横:21.3 × 2.9 2枚外枠 縦:13.7 × 2.9 2枚
外枠同士が接するところにもボンドを塗ります。
今回は上面がゆがんでそっていたので、重しを乗せて乾かします。
乾いたところ。
ニスを塗る
ニスを塗らずこのままで完成としてもいいのですが、ニスで色を付けたり光沢を出したりできます。
※ 今回は色付きのニスなので2色使いましたが、木目を出したい人は色なしの透明なニスだけでOKです。
箱
1色目は薄い色(明るい色)から塗ります。↓だと細い筆ですが、太い方がキレイにできます。
同じ方向に均一に塗ります。
乾いたら2色目として濃い色(暗い色)を塗ります。
2色目を1度目塗ったところ。
乾いたら二度三度と重ね塗りして、1色目が見えつつも2色目がしっかり出るような濃さにします。
蓋
蓋も同じく2色塗ります。
1色目を上半分塗って乾かします。
ひっくり返して下半分も塗ります。
2色目の1度目の塗り
2色目の2度目の塗り