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オシャレな茶箱を気軽に手作り
茶箱というと普通は木製ですが、布で覆った、大きさは普通サイズのを簡単に作れます。
茶会がない時はお菓子入れに。
牛乳パックに、木工ボンドで貼り付けます。ミシン不要です。
題して「牛乳パック茶箱」です。
材料
- 牛乳パック10本。サイズは普通の1000ml
- 木工ボンド
- 表生地と裏生地 60cm×100cmくらいずつ
出来上がりサイズ
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箱の高さは12cmで内側底面は20cm x 13cm
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蓋の内側の高さは1.7cm
これを目指して作っていきます。外側サイズは布の厚さによるので、気にしないで大丈夫です。
作り方
蓋と箱の2パーツに分かれますが、まずは箱を作ります。
箱の骨組み
牛乳パックを6つ並べます。この底面がそのまま箱のサイズになります。高さ12cmで切り落とします。
4つは左のように、1辺だけ残して切ります。2つは全部切ります。
編みこむように6つの牛乳パックを並べます。押さえておくため、各所をセロハンテープで仮止めしておきます。
上の部分は高さ12cmで切り落とします。
これだけだと強度が足りないので、補強のためにこのように余りの牛乳パックを切ります。
間にさしこみ、セロハンテープで軽く留めます
同様に、狭い側の面にも補強します。このように切り落として、
これが補強する前
補強した後。手前側が違いです。2枚は編むように交互に重ねるのです。
セロハンテープで止めて、ひとまず箱の骨組みは完成です。
箱の裏生地
正確には51.4cm × 44.4cmですが、あまり深く考えずにだいたい 55cm × 50cm くらいの布を用意します。
だいたい真ん中に、底面 20cm x 13cm の四角の線を引きます。
その角に向かって切り込みを入れます。
端は無駄なので切り落としておきます。
ボンドを紙コップなどに入れ、同じくらいの水を入れて溶かします。ハケで底面だけ塗ります。
先ほど作った布を当てます。
横の面にもボンドを塗り、布をあてます。
箱の縁にもボンドを塗って、布を当てます。
他の面も同様に、ボンドを塗って布を当て、縁にもボンドを塗って布を当てていきます。
狭い側の面は箱側に折り込みます。
箱の表生地
今回はこのズボンを使います。
だいたい50cm四方くらいはあるように裁ち落とします。
箱の上から1.7cmを残して、側面にボンドを塗ります。
表生地の端を折ってから貼り付けます。
ちなみに、端を折る際に内側にボンドを塗っておいた方が、布地が浮きません。
底面にもボンドを塗って、表生地を貼り付けます。
長い方の面にもボンドを塗りますが、
貼り付けるとこのように余りが出ます。
斜めに折って、
ボンドで貼りながらたたみます。
このような形を目指します。
縁は内側に折り込んで、ボンドで固定します。
蓋の骨組み
蓋は牛乳パック4つで作ります。箱と同様に切って、セロハンテープで仮止めします。箱にスポっとはまるように、大きさをあらかじめ調整しておきます。
現時点でちょうどではダメで、布地がこの内側に入っても大丈夫なように、少しゆとりを持たせて大きめに作ります。
高さ1.7cmで切り落とします。
真ん中にも骨組みを入れるため、余りの牛乳パックを切り落とします。
それをセロハンテープで仮止めします。
大きさをチェックします。
蓋の裏生地
だいたい32cm × 25cmくらいに生地を裁ち落として、ボンドで底面に貼り付けます。縁にもボンドを塗って、布を貼り付けます。
蓋の表生地
表地もだいたい32cm × 25cmくらいに裁ち落とします。
ボンドを塗って、貼り付けます。
縁はこまめにボンドを塗って、洗濯ばさみで固定します。ピンボケ写真ですみません。
完成
一晩乾かして完成です。
茶道具や着物というと職人が修行しないと作れないイメージがありますが、実はけっこう素朴なものです。
茶箱のある生活を、どうぞお楽しみください^^