名古屋帯の価格を25%下げる新手法:リバーシブル名古屋帯

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名古屋帯もリバーシブルに

こんにちは。最近の疑問は、「どうして角帯や半幅帯はリバーシブルが普通なのに、名古屋帯はリバーシブルじゃないの?」です。

それに該当するのは昼夜帯という、名古屋帯の△部分のない、お太鼓の幅がずっと続く、表裏別の色柄の帯なのです。

江戸時代は昼夜帯でリバーシブルにしていたそうですが、なぜ現代に昼夜帯がないかといえば、「やっぱ名古屋帯じゃないと結びにくいよね」という不満があるんじゃないかと思います。

でも検索しても、「リバーシブル名古屋帯の作り方」って出てこないんですよね。出てきても説明が謎だったりw、作り帯の説明だったりするので~。

2個買って2万円なら、1個リバーシブルで1万5千円

もし、もしですよ? 名古屋帯がリバーシブルになったら。

今まで1本1万円で買っていた帯は2本で2万円でした。

じゃ、1本のリバーシブルなら生地代と手間賃は割高になるけれど、2万円ほどはしないから、そっちでいいか~。って思いません?

しかもリバーシブルならタンスの場所取らないし! 店主のタンスは、洋服と和服でパンパンです。。せめて帯はリバーシブルにしないと、あふれかえってしまいます。周りの人にあげたりしているのですが、どんどん増えてしまう。

作ってみたょ

最初は折り紙で小型な名古屋帯を作って試してみたら、なんとなくいけそうでした。

そこで、今度は余り布を使って実際に作ってみたのですよ。

そうしたら、すごーくうまくいきました! 😀

全体像はこちら。

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マジックテープで△を固定

↑の全体像から見えますかね?お太鼓の上の△がないのです。

代わりにマジックテープを表裏両面に縫いつけています。

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これをどちらか一方にパタンと折ると、三角形になり、名古屋帯の見た目になります。

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するとほら、通常通りにお太鼓結びができます 😉

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反対側も

反対側を使うには、一度マジックテープをはがして、反対側に留めます。

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すると、こちらはデニム 紺 無地のお太鼓結びになるわけなのです ^-^ ふははは

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着る人に必要なスキル

さて、デメリットをご説明します。

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↑の写真の通り、使う面により△の左右で行く方向が違うのです。

すると、このリバーシブルを着るには、反時計回り・時計回りの着方を両方できなければならないのです  (;つД`)

多くの名古屋帯はどちらにも対応できるよう、胴回りの両面が同じ色柄であったりします。

または仕立てるときに反時計・時計(関東巻き・関西巻き)を指定して、片面だけに色柄のあるよう仕立てます。

このリバーシブルのデメリットは「両方できるよ!」というツワモノしか買えないのです。

懸念:マジックテープの寿命

少し調べたところ、マジックテープは数百回付けたりはがしたりを繰り返すと、粘着力が弱まってくるのだそうです。糸くずがたまったりしても弱まるそうですし。

コーディネートを考えて試着したりしていると、ヘビーユーザでなくても簡単に数百回に到達しそうですよね。

つけたりはずしたりはマジックテープが最も簡単なのですが、ボタン式にしても良いのかなと検討中です。

商品化まで

今のところまだ販売は開始しませんが、周りの着物好きや業界の人に見せて実際着てもらって、皆さん問題なさそうだとなったら販売しようと思います。

めどは2か月後とか。

もし販売するなら、当店の持っている生地の組み合わせから選べるので、楽しいお買いものになると思いますよ 😀

進みましたらまたお知らせします!

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