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秋になりましたね
今朝は気持ちの良い秋晴れの中、ジョギングしておりました。
いつものコースで田んぼを通過するのですが、こうべを垂れていた稲が刈り取られて、水のない茶色の地面になっていました。
こんな時に思い出した天智天皇の和歌。
秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ
秋の田んぼが収穫の時期になって、仮設住宅を建てるんです。昔の小屋ですから、すきまから夜の雨のつゆがぽたぽた落ちて来るのです。冷たいなぁ。。
と直訳するとなんとも悲しい内容ですが、僕は実際に体験した人ではないので、つらくないです。
むしろ刈り取られた田んぼを見ながらその歌を思い出すと、あー収穫だなぁ、秋だなぁ、ちょっと寒くなってきて、秋だなーとしみじみするのです^-^
膝が痛くなくなった
そーんなジョギングの際に気づいたことがあります。膝が痛くないのです。
僕はお茶を始めてしばらくしたら膝が痛くなり始めました。ジョギングしても走る最初が痛かったのです。
今年も先月くらいまでは痛かったので、スクワットしてみたり、コラーゲンを求めてぷるぷるしたものを食べてみたりもしたのですが、治りません。
ところが、ふと思いついて着物を着て歩く時の上半身の重心を後ろ向きにしてみたら、全然痛くなくなりました。
後ろ向きの重心
このような情報は個人的過ぎてシェアしても誰の役にも立たないかもなのですが、普段洋服だったのが着物を頻繁に着るようになって膝が痛くなった、という人のために一応シェアしておきます。
僕は元々誰にも作法や歩き方などを習わずに着物を買って個人的に友達と着て歩いていましたが、その時は洋服と同じように歩いていました。腕を振り子のように振ってバランスをとりながら歩く方法です。
その後にお茶を習い始めてから、足はすって歩くこと、少し重心を落として歩くことなどを習いました。なんだか能っぽい歩き方になるようです。弓道や剣道をやっている人たちに聞いても、やはりすり足をするようです。浴衣初心者の女性の歩き方を見るとびっこ引くように歩きづらそうにしている人もいるので、やはり着物を着るときは上下に体を揺らさずに、水平移動するように歩くのが良いのだなぁ、と感じておりました。
でもなんだか膝が時々痛いとも感じていました。正座を長時間し過ぎなのか、ジョギングするときの走り方がおかしいのか、色々調整してみました。
どうやら今のところの結論ですが、おなかを突き出すように上半身を多少そって(そり返るようにして)歩くと、膝に負担がかからず痛くならないようなのです。
不思議ですが
着物を着るまでは歩き方が人によって/文化によって違うなんて考えもしませんでしたが、本当に歩くっていろいろあるもので。
また痛みが復活したり状況が変わったりしたらお知らせします 🙂
最後は田んぼの脇の草花です^^