青年海外協力隊の青年と会ってきた

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どうも、ここ数日オナゴにウツツをヌカしており、着物活動を離れておりましたフヌケ店長です。
今日はようやく着物ワールドに戻ってきて、青年海外協力隊から一時帰国した友人に、浴衣と帯をプレゼント&販売しました。

久しぶりの再会

彼とは数年前、恵比寿のシェアハウスで一緒に暮らしていましたが、しばらく連絡を取っていませんでした。
それが突然メッセが来て、彼のブログの検索エンジン対策について教えてほしいとのこと。スタバでコーヒーを飲みながら教えることになり、僕は着物を着て行きました。
すると「その着物僕にも作ってほしいです」とのこと。日数の制限などから浴衣と帯だけ渡すことになりましたが、ベトナムで日本人として交流するためには、浴衣のような日本文化を示すものがあると非常に便利なのだそうです。

海外で必要に迫られる日本文化

海外に日本人が出て行く時に、ほぼ必ず感じること。「あー日本文化もっと勉強しておけばよかった」。
僕はニュージーランドで滞在した時に湯飲みを持参しましたが、現地人の同居人はそれを見て「なんでコップに取っ手がないんだ。熱くて持てないじゃないか」と、もの珍しそうに楽しんでいました。他に色々武器があればもっと現地の皆さんと交流できただろうにと。。
今後は、海外に出て行く人向けに、海外でウケる日本文化ワンセットなんていうのを販売したらおもしろいかもしれませんw
「よさこい」などのコスチュームや踊りは派手で分かりやすくはあるものの、彼の考えでは日本文化はもう少し落ち着いたシンプルなものなので、今回のような浴衣がほしかったのだそうです。

日本とベトナムとの違い

彼に、久しぶりに戻ってきて日本はどうだと聞いたところ、↓のような感想でした。

  • システマティックでクリーンで居心地が良過ぎる。ぬるま湯に浸かっているような具合。
  • その反面、規制が多過ぎて新しいことにチャレンジできないので、イノベーションが生まれにくい。高齢者の割合が多いので、必ずしもイノベーションはなくても良い。しかし若者にはつまらないだろう。
  • 若者にとってこの国は、内需で暮らすには経済が活発でないため、収入を落とすか外需に求めるかしかない。高齢者はお金を持っているが消費しないため、若者にお金がまわってこない。
  • 外需に求めたところでグローバルに戦わなければならない。多様性を武器にしたイノベーションはアメリカの強みであり、日本はむしろ国民全体でオタクばりにどこまでも深める能力がある。それで十分勝てるのでは。しかしインドで暖房付きクーラーを売ってしまう日本は、割り切って切り捨てる事を怖がりフルスペックを常に提供してしまう。ここが改善点なのでは。

それを受けて僕としては、↓のように感じました。

  • 全員が内需&低収入だけで満足してしまうと税収が増えず、軍事にお金を回せず国防ができないので、ある程度の人数は外需を使って高収益を上げていく必要がある。
  • しかしその高収益を作るためには単に「長く働く」のではなくイノベーションが必要であり、それには長時間単純労働の割合を全体で減らすことで、自由に発想や活動をする時間を取れば良い。
  • そのような発想や活動の中に日本文化も含まれれば、よりいっそう日本人としての強みが増す。
これから

その考えをお互いこれからの活動に活かしていくわけですが、彼のベトナム滞在期間はあと一年。それぞれ活動を元に考えを深め、1年後にまた元気に話し合えたらと思います。最後に握手し忘れたのが悔やみです。

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