洋服なら当然袖口って狭いですよね。シャツもジャケットもパーカーも。なのになんで着物の時だけ腕がスースーせにゃならんのだと。
襦袢さえも袖口全開なんでw、結局袖をつかんで寒気が入ってこないようにする。
すると三枚目役者のようなポーズになるわけです。今日もお寒うございますねぇ、みたいな?
これを外出中ずっとやっていたら、おもしろいキャラかダサキャラになってしまいますね。
そこで、袖口を縫って狭くしてしまいました。
ビフォアは袖口26cm。手を広げても全然通る。
縫った後、アフターは13cm。ちょうど半分。手を広げるともう通らない。
こちらが外出中のショット。羽織の袖口と比べると全然違うのが分かりますね。
この日の日中の気温と風はこれくらい。実際はちょっと曇っていましたが。
それでも全然腕がすーすーせず、寒くありません。ぬくぬくです。
袖口が狭くなったものの、僕の肘はぎりぎり通ります。ということは腕まくりできるんです。しかも肘を曲げている限り、あんまり袖が落ちて戻ってこない。すると台所でちょっとした作業がやりやすくなります。本気出すなら “たすきがけ” が必要ですが。
以前は少しの作業でも毎回 たすきがけ するか、袖を濡らすかしていました。こんな感じで袖をかばいながらなので、腕まくりできないと作業がしづらいんですよね。
オーダーメイド着物のフォームを今後作りたいですが、その際に「狭い袖口」オプションをつけようかと思います。プラス500円みたいな?
でも腕の太さって人によって違うからー、なかなか想定どおりにはいかないかもですがー。
このブログを見る方々は女性が中心っぽいので、ダンナサマやパートナーと一緒に着物が着たいのではと予想しているんですよ。
このように店主が一つずつ障壁を取り除けば、ダンナサマ方も「じゃ着てみようかな」という気になってくれるかもですね~^^
コメント
写真見て、あらっ襦袢着てる、と思ったら、着物から見える襦袢の袖ではなく、羽織から見える着物の袖なんですね。よく見たら、袖口を縫っているのも、下全部ではなく、真ん中一部なんですね!袖まくりできるのはかな〜りナイスです!でも羽織を着ないときにどういう風に見えるか、ちょい心配。袖口を一時的に抑えるピンみたいなものなんかはどう…?と思ったけど、そのピンをなかなか使わないうちに無くしたり落としたりしちゃうかもですね(笑)
はい、羽織があればその二重になってる感が自然でいいですが、着流しだと襦袢が見えなくてさびしいのと、すぼまって不自然かもですね。昨日お稽古に着て行ったところ皆さま特にそこをあえて見ていないせいかノーコメントでしたが。
一時的、だいぶナイスなアイディアですね!内側にボタンつけてみて、追ってレポートします!