今までは参加者が2人まででしたが、今回は3人にしました。第一回で完成しなかったので、そのうち一人が今回に加わったんですよ。
安定して使えるミシンは1つしかないのでミシン待ちとなることが度々あり、効率が良いとは言えませんでした。
でも待っている間は皆でお茶してお菓子食べてキャイキャイしながら盛り上がってました^^
それでは流れを追っていきましょう。
駅前集合して歩いて店主の自宅へ。
まずは紅茶を飲みながらお菓子を食べます。
↓お茶した後のテーブル
マニュアルを配り、テーブルと座布団を端に寄せて生地を広げます。「意外としっかりした生地なんだー」とか「こんなに短い生地で半幅帯ができてしまうのね」とちょっと驚きのリアクション。
線を引き裁断し、柄の出方を話し合います。端を切らなければ4m32cmの出来上がりサイズなんです。当店は4m程度で制作しているのですが。皆さま帯結びを色々と遊びたいので、端を切らずに進めます。
接着芯を貼った後。
紐をこんな風に通してから、縫い代に縫い付けます。
まっすぐ延々縫います。
手があいている参加者さんと僕は、お盆に茶道具を持ってきて、抹茶を点てて飲みます。
全員お休みしてお茶飲んでます^^
ミシンが終わったら、ちょっと手縫いです。
アイロンをかけて仕上げます。
できたー^^
お互い着付け合い、助け合います。いつの間にか友情が芽生えます。
3人並ぶと圧巻ですよね! それぞれ柄の出方も結び方も違う。長着とのコーデも違うので、見ているだけで楽しい^^
せっかくなので、それぞれのアップも見ていきましょう!
↑たれが長いのってかわいいですね^^
↑右のリボンが二重で、両方に猫が見えてますー 😀
↑ こちらはリボンが3重なんですよ! ハイテクだぁ~ かっこいい&セクシーな感じがしますね。
中表でミシン縫いして紐でひっくり返す部分がパワポだけでは伝わらないようなので、動画にしてみました。カメラワーク悪くてすみませんが。。
ネットでパワポを見ればだいたいやり方は分かりますが、そもそも「どんな生地を選べばいいか?」「どんな大きさの生地を買ってくればいいの?」「接着芯はどんな厚みの?」といった点はワークショップで実際に生地を触って分かったそうです。「生地の厚みと色の見本として、こんなのだと帯になるんだー」と。
むしろキット(生地+接着芯+印刷したパワポ)として売れば遠方でも学べるのではとの意見も。僕としても、ワークショップに来なくても一人で作れるように、パワポや動画を充実させていきたいです。
主催側としても教えるだけじゃなくて、皆さまの長着との組み合わせや結び方が十人十色で、「こうなるのかー」と学びが多いのです。特に僕は男なので半幅帯を着ないものですから。
いつも半幅帯や名古屋帯を作って販売するものの、その後どのようにして着られているのかイメージが湧かないのですよw
また、世間話も異業種交流的に色んな視点があり興味深いのです。例えば「保育園ってどうしてます?」みたいな話題だと、実際の親の視点とか教育者を教育する視点とか。
当日は駅前集合で「はじめましてー」だった4人が、一緒に作って着付けて写真を撮ってお茶してしゃべって一日過ごすと、帰り道はいつの間にか仲良しになっていて、来月また同じ帯を着て集まろう~となりました。
「着物を着ない会」として開催するので、追って告知しますね^^ 4月23日土曜日午後2時くらいに日暮里予定です。
今まで参加者は二人で、半幅帯の会費は8~9千円でした。それを参加者三人の6,500円にするとか、一旦考え直してまた記事にします。
効率は落ちますが、ワイワイ楽しくできますし、結果的に着物仲間が増えるかもです。
皆で感じる達成感と、それにより生まれる絆というか、単なるエンタメ以上の何かがある気がします^^