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業界の集まりなのに着物率めっちゃ低い。会場が椅子でみんな靴。

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学んで話すイベントに行ってきたょ

自由大学の着物学の担当者さんに呼ばれて、イベントに行ってきました。

11月19日(土)開催 柄の魅力を探求するー江戸小紋・東京染小紋・江戸更紗

なぜ呼ばれたかというと、男性率が低いのと、僕は製作・販売・イベントやってるのと、なんとなくおもしろいからだそうですw

内容は、

  • 第一部:江戸小紋の型染め体験
  • 第二部:スタイリストとコーデを考える
  • 第三部:3グループに分かれてお話

でした。

まずは感謝

自由大学さんによると、今回のイベントって新しいんだそうです。職人・小売・一般ユーザが販売目的でなく一同に会してお互いの要望や状況を伝え合うって、今までなかったんだそうです。

そりゃーきっとすごいんですよね、きっと 😀 僕もそんな場所に立ち合えて光栄です~ 🙂

染めの現場の迫力、職人さんのパワー、小紋が作られる工程、できること・できないこと、本当に学ぶことが多かったです。今後のIT化や販売に活かしていけそうです。

型染め体験

集まった会場「東京都染色工業協同組合」からみんなで工房まで歩きます。

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こちらが工房入り口。木の葉が赤く染色されています。ここで一句

木の葉まで黄色く染める富田かな

 

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入ると型紙がたくさん置いてあります。

 

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型紙。美しい。。

 

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職人さんがじきじきに教えてくれます。

 

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染料を塗っているところ。

 

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機械も見せてもらっちゃったりして。

 

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また別の型紙で染めてみたところ。途中に空白ができてしまっているのが、生徒がやったところですw

↑の体験に加えて、各段階で職人さんが細かく説明をしてくれました。

 

そして第二部で元々の会場に戻ってきて、スタイリストさんが江戸小紋や江戸更紗を使ったコーデを見せてくれるのです。第三部でグループごとに職人さんも混じってお話する、貴重な機会が得られたのでした^-^

 

僕から見えた、着物不振の原因

ただ、せっかくなので僕視点から見えた懸念点はシェアおこうと思います。

※批判が目的ではなく、まずは原因が見つかったことが前進だと思っています。対策の打ちようがあるからです。

2つありますよ。

懸念1.業界の集まりなのに着物率めっちゃ低い

ハレの日の着物と普段の着物と、どちらが増えてもいいと思うんですよ。

ただ僕としては普段から着たい派なんで、そちら側から言うと、

ホント着物って生活に浸透してないんだなあ~~~(゚Д゚;)

ということがよく分かりました。

作る側や売る側を含めた集まりなのに、30人弱の中の5人ほどしか着物を着ていませんでした。

着物を着なかったことを批判するつもりは一切なくて、世間の着物に対する認識ってこういうことなんだなと学びました。

で、どうして着物率が低いのかな~と聞いてみたところ、

おそらく

  • 今日は雨がひどかったし、
  • これから染め体験をするから汚しちゃまずいし

ということなんだそうです。

まさしくここがなんとかするべきポイントなんじゃないかと、引きの視点から思うわけです。

だって、じゃ、

  • 洋服なら濡れてもいいの?
  • みんなきれいな洋服着てるけれど、それなら汚していいの?

と、着物普段着派の僕としては素朴に感じてまうのですよ。

着物ってハレの日に着るから汚さないものっていう無意識の認識がそこにあるわけですよね。

ハレの日にどんどん着物を着ましょう!ていう運動でもいいんですけど、普段着物を増やすんだったら、

  • 汚れても濡れてもいい着物を売ろう
  • 豪雨でも足元が大丈夫な着こなしを提案しよう、長靴コーデとか。

みたいなのが遠回りのようでいて、本質を突いていると思うんですよね。

 

懸念2.会場が椅子でみんな靴

僕はその日、出発前に家で時間が余っていたので、着物で畳に正座していました。

座禅を組むわけではないんですが、BGMもかけずに和室に一人で畳の中央に座って数分だけ正座するの、癒されるんですよね~^^

特に、お茶の練習のときは羽織を脱がなきゃなんで長着と帯だけスタイルなんですが、単に出発前だと羽織もはおった状態で正座するのです。

羽織って洋服でいうと柔らかなカーディガンのように、そっと優しく後ろから包んでくれてる感とかありません?w 僕だけかなぁ 🙂

そーんな朝を過ごして豪雨の中をチャリ&着物&傘で駅までGoするわけです。

 

会場についてみたら、靴は脱がずにパイプ椅子に座る、普通のプレゼンスタイルでした。

あれ?と思いました。僕だけだったんでしょうか、そこに違和感があったのは。

僕はてっきり畳だと思って、長靴だったものの脱いでもいいように足袋をはいて行ったんですが。。

 

着物普及活動の話をする僕ら自身が、和の暮らしをしていないんですよね。

これは、あ~~~~そうか~~~~的な。そりゃ着物もハレの日だけだわと。

 

僕はまだ仮説・検証段階なんで確かなことは言えないですが、着物は大きな日本文化の中の単なる一部分でしかないと、僕はとらえています。

和のコンテンツのためのインフラとして着物があったり、雰囲気を添えるもの、文化をより深く吸収するために着物があったりするということです。

お茶や踊り、落語の稽古なんかは、ハレではなく普段から着物が「必要」なわけですよね。そうしないと体の動きが洋服と違いますから、稽古にならなかったりする。

普段の和の暮らしでも、畳での振舞いや、箸で和食を食べる動きも、着物を着るとまた変わってきたりします。

 

単に「着物はきれいだよ、着ようよ~」的なアプローチだと、よくある文化復興運動で政府からお金出たけどあまり効果が出ませんでした、という結果に終わるのではと。。

それはそれで正しいことを言っているとは思いますが、もっと着物の周りにある他の文化や、普段から着物を着ている人たちの環境を見つめるアプローチがあっても良いのではと感じたのでした^-^

 

帰り道

帰り道は寄り道で、舞浜のイクスピアリ(ディズニーランドの隣りね)でビールとチキンでガッツリ飲んで参りました 😀

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お姫様気分です

 

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いえーい

じゃ皆さん、また書きます!Bye for now!

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