最近はイベントに力を入れています。いくら着物を作っても、価格を落としても、着物を着る場所がないと着物は着てもらえないと思うからです。
「かしこまらない茶会」と題した茶会もその一つです。「ちゃーのむからおいでよー、庭園のある和室だよー」っていうと人が集まる。そこで「着物あるから着てみー」っていうと着てくれるんですよw カンタン・無意識に着物デビューさせられるので、おもしろい活動です^^
荷物の限界で2人分の男着物しか持っていけませんでしたが、テストとしては上々の結果です。これを増幅させていけばいいだけなので 😉
女着物もやりたいですが、着付けには時間と手間がかかるので、今後はワンタッチ着物とかを開発して持っていきたいです。
こうして、「着付け教室に通う」や「呉服屋さんで買う」ではない着物のデビュー方法を開発していきます。
さて、庭園のある茶室ですが、当日の天気は快晴でした。
きれいな空ですねー^^
今回使ったのはこの茶室ではないですが、こちらも素敵なところです。
茶室の内側から外を見ると、景色が一枚の絵になっています。マジで借景。
母屋です。
茶室と庭と、着物男子。
鯉もついて来ます。
12畳です。主客あわせて11人でしたが、けっこう詰め詰め感がありました。
僕んちの近所から摘んだお花を持ってきましたよ。芙蓉(ふよう)と槿(むくげ)。
参加者さんのご家族は書の先生で、おフダ?を書いてくれました^^ 心静かなれば、すなわち身は涼し。いいですね~季節にぴったりですね♪
こんな道具の組み合わせ。
ピーク時はこんな感じで にぎわっておりました♪
イマドキなメンズ2人も来てくれたり。。こういう方々とこそ、共に着物を着たり日本文化を楽しんだりしたいものです。
お茶を点てる体験です。一人一回ずつ、釜の前に座って茶を点てます。
着物を着せましたよー^^ 彼らは元々洋服で来ていましたが、僕の持ってきた着物を着てくれました。ノリが良い。襦袢は無いですが。。
点前をしながら亭主も点てますが、同時に水屋(みずや。キッチンのこと)で半東(はんとう。役割の一つ)が点てて持っていきます。9人のお客さんなのでとてもハイペースです。
僕は普段自宅の4畳半に、2人~5人くらいのお客しか呼びません。なのでこのように大きな茶室で大勢をもてなすって、新しい経験です^^
最初はお客さんが3人くらいしかいなかったので、主菓子を3つだけ。全員違うお菓子になるよう、池袋の西武百貨店で一生懸命選んだんですよ~ 😀
お客さんが増えてきたので盛り直して。。
こちらの干菓子は雲平(うんぺい、左奥)と州浜(すはま、右手前)で、もう一人の主催のお手製です^^
基本的に僕が点前をして、シャベりながら茶を出しておりました。
茶碗熱いです。
お客さん視点だと、点前の向こう側に景色が見えるのでアガります。
湯気もいいですね。
点前をしながらも、世間話や質問が来るので、説明などしながら進めます。
会が終わると「ここから本番でしょ」ばりに元気が出て飲みに行くモードになる人がちらほら。
2件行きましたよ。2件目は男だけで恋バナしてました^^
2016年8月21日のことです。
参加者の一人が仕事でビールについて学んでいるところなんですが、次回はこれのビールバージョンがやりたいらしいですw 題して「かしこまる飲み会」。
ビールってさわがしいところで飲みがちですが、落ち着いて静寂の中で味を見る飲み会もいいじゃないか、ということらしいです。お菓子の取り回し方(細かいのを数多く皿に乗せて、皆で取って回す)も気に入ったそうで、同じ方法でビーフジャーキーなどのつまみを取り回したいのだそうです。
彼は茶道全くの未経験なので、僕が手伝います。どうするんだか分からんですが。。(@~@
ま、僕は僕で淡々とこの「かしこまらない茶会」の続編を続けて改善していきますよ 😉