今回はワークショップを「やります」ではなくて「やりたい」と書いておきます 😉
希望をここに書いておけば、そのうちかなえるチャンスがやってくると思うのです~。
教室だと一方的に先生が教えるスタイルですが、ワークショップだとみんなで一緒に学んで作ろう、先生はそのサポートをします、といったところです。
「当店が着物を作ってお客さまに送る」のではなく、
- 一緒に作って、
- スキルを身につけて、
- 仲良くなる
という方が楽しそうですよね 😀
本当かは分かりませんが、小説「きもの」(幸田文)によると、昔は自分たちで家族の着物を作っていたようです。
それもそのはず、着物って洋服と違ってまっすぐ縫うだけなんですもん~。洋服のシャツの、肩の立体感とか考えなくていいんですもん。
ミス一個もなしとか、細かな刺繍とかでなければ、僕らでもある程度のレベルのを作れると思うんです。
当店が販売価格をいくら下げようとしても限界があるのでした。
「着物/帯を自分で作ろう」のワークショップなら、今後は自宅で着物/帯を作れるようになります。
お客さん自身が自分で作れば、原価だけで着物をゲットできます。着物屋から買わなければ、そりゃ安いですよねw
もちろん着物屋さんから買って頂ければ着物業界が潤うのでそれがベストなのですが、お金に限界がある若者世代の状況を思うと、「着物に興味を持ってもらう」だけでは普及しないと思うのですー。
「着物人口が増える」ことが僕個人の願いではありますが、僕ら着物を着る人たち自身で着物を作れれば、多数のハードルのうち一つが下がると考えています。
例えば「金はあるが裁縫が苦手」の人なら着物を買えばいいですが、「金は少ないが裁縫はできなくない」の人は、トライする価値があると思います。
当店の角帯はほとんど4,290円(送料・税込み)です。
ワークショップ1回完結3~4時間で作れるようになると想定します。一回5千円とします。
この時点で一つ帯が作れていますので、普通に帯を買うより710円多く払うだけで、今後作れるスキルが身に付きます。(交通費は考えないでおきます)
今後は日暮里に行って生地を千円~2千円で買うか通販するだけ。
ネクタイを毎日気分や状況に合わせて替えるように、気楽にたくさんそろえる事ができます。
↓の写真の時は、当時の自宅で着物を作るワークショップでした。左の女性は印刷したパワポ資料を読んでいて、右の男性は縫っています。
この時の流れは↓の通りでした。
- 1日目:参加者と共に生地屋に行って生地を選びます。帰りにコーヒーを飲んで楽しくしゃべります。
- 2日目:自宅に集まり、作り方のマニュアルのパワポを作って印刷し、参加者に配ります。参加者は一生懸命 生地を測ってものさしで線を引きます。ハサミで生地を切ります。
- 3日目:縫い合わせます。
その後次回の予定を合わせる前に、そのパワポ資料を見ながら参加者のうち一人が完成させてしまったので4日目は開催されないままとなりました。
着物ではこのように日数がかかりますが、角帯や半帯なら単純な構造なので1~2日ほどで十分なはずです。
今は単に希望ですが、そのうちテスト版から始めて、定期的に行えるようになりたいですー 😀
買うよりもオトクですよね?金銭的にもそうですし、スキルも身につくし。
でも家にミシンが必要だったり、基礎的な手縫いもできないと難しいですがー。玉結びとか、糸通しとか、小学校の家庭科で習うアレです。
そのうち^^
コメント
富山県でキモノヨロズ屋キモノ☆カノンという活動を始めました。
このワークショップ大変興味あります!
やるなら、参加します!
なんなら、富山で一緒にやりませんか?
丸田さん、レスありがとうございます^^
着物屋さん活動ですね!すばらしい。お互いがんばりましょうね~。
東京に来ていただいてもいいですし、富山で丸田さんも含めて3人以上集まるなら気合で行きますよ~採算度外視ですw
ちなみに半幅帯や名古屋帯など、どんなものを想定されていますか?
これは、興味があります。
という反応を残します(^^)
なかむーありがとー 😀
そのうちやったらレポートするから、それ見て検討してもらえたらいいかもだね~
いい!と思います^o^これは、やりたい人続出なのでは。多分自分で作るゾとまで言うのは、着物に縁遠かった人たちではなくて、”すでに着てるし持ってる”という人かもしれませんが、それでも、なお着物にハマる要因に繋がると思うし、何にせよ面白そう♪教える人も習う人もみんな若そうで、それだけでも敷居が低くなる〜。
yukiさん、意外に反応がよくてびっくりです 😀 既に持ってるのに興味があるということは、もっと着物を安くほしいとか、仲間がほしいとか、そんなモチベーションと思われますかねえ~^^
若い人同士でキャッキャしながら着物を楽しむのもいいですよね。