「小学生の卒業式用に袴スタイルを作りたい」というご質問をいただくことがあります。
ここでは、型紙の選び方の基本をまとめておきます。
必要な型紙
卒業式の袴スタイルを作る場合、基本的には次の2つの型紙を使用します。
① 着物の型紙
大振袖 中振袖 二尺袖 着物の型紙 女もの SS〜LLサイズ(単衣)
こちらは単衣(ひとえ)仕立てなので、比較的作りやすく初心者向けです。
もし、よりフォーマルな仕立てにしたい場合は、**袷(あわせ)**の型紙もあります。
大振袖 中振袖 二尺袖 着物の型紙 女もの SS〜LLサイズ(袷・通し裏)
ただし袷は裏地が付き、縫製工程が増えるため、単衣を作り慣れている方向けになります。
② 袴の型紙
卒業式スタイルの場合はこちら。
行灯袴の型紙 男女 SS〜LLサイズ
馬乗り袴は基本的に男物のみですが、
行灯袴は女物として一般的なので安心して使えます。
袖はどの長さを選べばいい?
卒業式の場合、一般的なのは次の2種類です。
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二尺袖
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小振袖
ただし、必ずこの長さでなければいけないという決まりはありません。
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中振袖
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大振袖
を合わせても、ルール違反というわけではなく、基本的には好みで選んで問題ありません。
袖の長さによって印象が変わります。
| 袖の長さ | 印象 |
|---|---|
| 二尺袖 | 活動的で学生らしい |
| 小振袖 | やや上品 |
| 中振袖 | 華やか |
| 大振袖 | 最もフォーマル |
サイズの考え方
袴スタイルの場合、着物の裾は袴の中に入るため、
身丈(着物の長さ)よりも裄を優先してサイズを選びます。
裄とは
肩幅+袖幅の長さです。
サイズ表は振袖のページに掲載しています。
https://wkimono.tokyo/index.php/furisode
卒業式の袴は、既製品をレンタルする方も多いですが、
手作りすると生地やデザインを自由に選べるのが魅力です。
思い出に残る一着を作るのも、とても良い体験だと思います。