襦袢を着ると、こんな問題がありますよね。
- 腰紐を結ぶので、着ていて締め付けがきつい
- 半襟を替えたい時に、毎回縫いつけ直さなくてはいけない
なので襦袢を着たくないな、といつも思います。。
襦袢をもし「下着」に分類するならば、見せる着方が正式な着装法とみなされている
by Wikipedia
袖口と裾からチラリと見える襦袢は、コーディネート上あった方がいいと分かってはいますが、省略してもそんなに問題でも恥ずかしいことでもないですよね^^ ←あくまで僕の着物生活の経験上です。
襦袢は下着であるなら、僕らはユニクロで下着としてシャツをいつも着慣れていると思うのです。参照:uniqlo.com
じゃぁ襦袢を着ずに、直接半襟だけ身につけてしまえばイインダヨー、グリーンダヨということで、やってみました。
用意したのは手ぬぐいです。半襟ですらない(爆)
これを細長く、4つ折りにします。半分に折るのを二回です。
そして首に巻いて、クリップで留める^^
着物を着ます。半襟の下にはユニクロのシャツが見えます。
はたから見ると、もう立派に着れています。
最初は「半襟がズレて飛び出すんじゃないか?」と危惧していましたが、実際外を歩いてみてもそんなことはなく。プラスマイナス1cmほどずれたりはしますが、割りと安定しています。
着心地は、手ぬぐいがふわふわ優しく首もとを包んで温かく、まるでスカーフを巻いている時のよう。秋の夜、部屋にストーブを付けないでも十分に暖かかったです。中に着ているユニクロのヒートテックは半袖でしたが。
もう当店での襦袢の販売は中止してしまおうかと思うくらいですw
または、デザインや色の素敵な襦袢に注力すべきですかねー。冬暖かい襦袢とか。冬にぺらっぺらの化繊の襦袢着ても寒いだけですしね。
もうここまで簡略化すると、半襟がネクタイのようになりますね。
- 首に巻くもの
- その日のTPOや気分に合わせて変えるもの
という点でネクタイに似ていると思います^^
たくさん半襟や帯をそろえてTPOに合わせて変え、長着や羽織はベーシックなものを数枚持つ、というスタイルが洗練されたオシャレかもしれませんね。
襦袢を一枚5千円として、半襟を一枚千円として、合計6千円。
かたやユニクロのシャツを一枚千円とし、手ぬぐいを800円なら、合計1,800円。
結構違いますよね^^
手ぬぐいは百均でも買えますし、僕のお気に入りは「かまわぬ」です。
かまわぬ 代官山店
参考:kamawanu.co.jp
これで着物を着る障壁が、予算的に減ったのでは^^
続編へ:「ネクタイピンで半襟だけ固定してみた」
コメント
裁縫が苦手で、半襟の縫い付けに気が進まず。今度試してみよっと(*゜Q゜*)
あー着物男子あるあるですね、裁縫できなくて半襟替えるのめんどいっていう。
ぜひやってみてください~僕は試して3日目ですが、もうクリップすらいらない気もしてきました^^
か、ネクタイピンならもっと固定しやすいでしょうし、ネクタイとしての扱いに変わってきてよりクールかもですな。