写真は、髪とまゆげ切りました!というナルシストなお知らせです 🙂
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着物着てて「みやびだねぇ」と言われた
なーんだか、着物を着ててほめてくれるのは嬉しいのですが、???なホメ言葉になっていて、僕としてもちょっと困ることがあります。
僕は平安文学が好きで、古今和歌集やら伊勢物語やらをパラパラめくって楽しんでたりしますが、僕のイメージでは平安時代が「みやび」ですねぇ。雅。
「雅 平安文化」で検索すると、こんな画像が出てきます。
とか、
こんな世界観なわけですよね。画像で見ると分りやすいですね。
それが、僕の着物写真に戻ってみましょう。
(しつこいので小さくしてます)
これは。。全然↑の「みやび」らしさがないですもんね?
じゃ、いきなのか、わびさびなのか? それぞれのワードを画像で見ていきましょう。
いき 粋
粋は、江戸時代のイメージがありますねぇ。それ以外の時代の文脈で聞いたことがありません。
「粋 江戸っ子」で検索すると、こんなのが出てきます。
といった、勢いのいい世界観ですね。パリっとサクっと。
それではまた僕の写真に戻って。。
もういいですよねw
ということで、これもなんか違う気がします。でも江戸時代に今の着物の形が出来上がったんでしょうから、「みやび、いき、わびさび」の3つの中では一番近いかもです。
「おっ着物。粋だねぇ」と言われることもありましたが、僕は粋なのかも。。? でも僕のキャラはパリっとサクっとしていないもんでねぇ。なかなかアグリーしがたいところではあります。
わびさび
「日本人のわびさびを外国人が理解してくれなかったりするんだよねー」といった表現、たまに聞きません?
僕としては、「わび」と聞くと、利休さんのわび茶を思い浮かべます。お茶の修行が全然足りないので理解が合っているか自信ないですが、「利休 侘び」とか「茶室 外観」とかで検索すると、
こんなちっちゃな小屋(茶室)がぽつんと森の中にあって、室内は
な感じでせまーくて、お道具がぽつんぽつんと質素に飾られているだけ、というイメージです。
利休の時代は安土桃山ですし、そんな世界観を持っているとは限らないから、着物着てて「わびさびだねー」というコメントも、なかなかつらいものがあるのではと思うのでした。
ま、僕は「わびさびだね」と言われたことはないですけどねw
ちなみに「さび」は、よく知りません。
では、どうやって褒めるのか
僕がほめてほしいとしたら、普通に今の言葉で
かっこいいね
すてきだね
とか言ってほしいです^^