雨の日の着物事情。濡れの渇き、自転車、下駄、長靴。

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着物生活には雨の日もある

僕は洋服も好きだし、毎日和服というわけでもないのですが、雨は和服を着ることをあきらめる理由にはなりません。

洋服で出かけてもスニーカーならグシャグシャ、ズボンも足元は濡れるわけです。自転車なら腿(もも)まで濡れます。

ではどうして、雨の日なのに着物をあまりデメリットとせずに行動できているのかを、考えてみましょう。

出発前

雨の日。外出前の足元です。完全に乾いています。IMG_20160922_093633

自転車に乗って、電車に乗り込んだところ。下駄の鼻緒も、足袋靴下も、着物も濡れています。

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その後は乾きましたよ

ズボンでの外出と同じように、乾きやすいところはしばらく経って気づいたら乾いているんです。

洋服だと、ズボンの上の方はすぐ乾きますが、スニーカーの紐とかはいつまで経っても乾かないですよね。

同様に、長着はすぐに乾きますが、足袋のかかと部分や鼻緒はずっと濡れています。

今日は古い洋館に下駄を脱いで上がりました。代えの靴下を持ってきたので、履き替えました。人様の床をビチャビチャの足袋で汚さないために。

濡れた靴下(今日は足袋靴下なんです)は、持ってきたビニール袋に入れてカバンに入れました。

洋館から出る際は、鼻緒がまだ濡れているので、その部分だけは冷たいんですけどね。その頃には雨がやんでいたので、これ以上濡れずに済みました。

帰りの自転車

自転車には雑巾をかけておきました。着物の場合、拭くべき場所は注意です。

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  1. サドル。これは洋服と同じですね。
  2. 羽織があたるので、後輪のカバーも拭きます。
  3. 着物の前側(前身頃)があたるので、本体のサドル真下あたりも拭きます。
  4. 洋服と同じく、ハンドルも拭きます。
  5. 同様にカゴも拭きます。

下駄

雪駄より下駄の方が高さがあるため、多少水たまりを踏んでも濡れません。そして水を吸わないので、濡れてもすぐに乾くのです。そのため下駄が雨の日の基本スタイルです。

高下駄なら水溜りで足は全く濡れませんが、ちょっと高過ぎて、階段で足を踏み外したらと思うと怖いです。

 長靴

今日は僕がイベントの主催者でしたので、長靴では出かけませんでしたが、お茶の稽古の日で雨が降っていれば、着物に長靴で出かけます。

IMG_20160922_202558僕はオシャレのために着物を着るというよりは、和の世界に浸りたいから着物を着たいという思いがまずあります。

なので長靴で多少モサくなっても、上は洋服じゃなくて、稽古に行くのならやはり着物で出かけて、着物で稽古を受けたいと思うのです~ 😀

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