目次
自宅で和のもてなし
先日男友達を家に招き、もてなしました。
彼らに着物を着せ、茶事を行いました。茶懐石からのお菓子、濃い抹茶、さらにお菓子、薄い抹茶という内容です。彼らが来る前に香を焚き、掛け軸を飾り、茶を点てる頃に花を生けます。
茶事(ちゃじ)とは
茶道を習って初めて知ったんですが、茶懐石って刺身・煮魚・焼魚みたいに調理法を変えて各種魚を出し、酒と共に味わうフルコースなんです!その間もご飯と味噌汁がお代わり付きで出ますし、最後にはおこげのご飯入りのお湯と漬物で締めるという。お酒を飲んだ後のお湯ってリラックスで最高です。
以前このメンズたちに抹茶を点ててあげてこの説明をしたところだいぶ興味を持ったようで、今回の招待に至ったのです。
客も抹茶を点てる体験
メンズに着物を着せてInstagramとかでセピアに加工すると、もう時代劇のよう。
手作り和菓子
薄茶(泡を立てた抹茶)と共に出す菓子は「栗三盆」と「栗おこげせんべい」。落ち葉に乗った栗と、空の月に見立ててみました。こちらは買ってきたもの。
男性が着物を着る機会
メンズが理由もなくファッションである着物に目覚めることは通常なく、何かシチュエーションがあって初めて、着物を着るものなのでしょうね。
今回はグルメや文化・歴史などの面から楽しんで頂きました。そこに雰囲気作りとして着物があっただけです。むしろティーシャツより暑いのでちょっと大変だったようです。
この中から着物を普段から着るようになる人はわずかでしょうが、そんな人を応援したいと店主は思っています^^