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楽しい風呂敷の世界
着物を着ても着なくても、風呂敷は使えます。
洋服の日でも、和を感じられるアイテムなのです^^
コンパクトが利点
出先で荷物を受け取る場合など、風呂敷をたたんで懐(ふところ)に入れれば、行く時は手荷物がなくなり楽です^^
自宅から荷物を持って行き出先で渡す場合も、帰りは手荷物がなくなるのです。
カバンと違い伸縮自在なところが、風呂敷の優れたところです♪
一般に価格が安い
風呂敷は基本的に布を1~2枚、正方形に切って端を縫っただけの簡単な作りです。
そのため材料費も工賃も安く、カバンと比べて低価格です♪
その分、色柄や大きさの数をそろえれば、お出かけの度に楽しいのです。
使い方1:基本
今回は安定して運べる「四つ結び」を紹介します。
※ 他の結び方は「風呂敷 結び方」でGoogle検索してみましょう
ステップ1.運びたいモノをななめに置きます。
ステップ2.両角をタイトに結びます。
ステップ3.また反対の両角をタイトに結びます。
すると、荷物が固定され、上の結び目が手持ち部分となります。
ステップ3でどれだけ ゆるく/タイトに 結ぶかで、持ち方を変えられます。
1.タイトに結ぶと、手さげになります。
2.少しゆるく結ぶと、腕に下げられます。
3.さらにゆるく結ぶと、肩さげになります。
4.今度はまたタイトに結びつつ、持ち方を変えた例です。
結び目を手前にして外から見えなくすると、クラッチバッグのようになり、スタイリッシュです。
このように、荷物の大きさも手持ち部分もフレキシブルになるのが風呂敷なのです^^
使い方2:取っ手でカバンにする
取っ手を使うことで、風呂敷がカバンになり、持ちやすくなります。
こちらは女性にはオススメですが、男性には基本的に非オススメです。
なぜなら見た目が丸いからです。ふんわりとした柔らかい印象になるのです。
ピシッと直線的なものの方が、より男らしい雰囲気になるので、風呂敷は基本の使い方でモノをタイトに包むのがオススメです。
運ぶもの
何を包んで運んでもOKですが、小さいものなら本とノートパソコンとか。
高さ&幅は85cm程度の風呂敷ですが、少し生地が余るくらいに余裕があります。
大きいものだと、ちょっとしたケースとかカゴとかも運べます。
細かいものは落ちるので注意
スマホや現金などは、結び目の隙間から落ちることがあるので注意です。
このような細かいものは、スマホなら巾着(きんちゃく)に入れて手に下げたり、お金なら財布を懐(ふところ)や袂(たもと)に入れた方が良いです。
選び方
柄
女性の場合は本当に多様で、様々な柄を楽しめます。
それに対し男性の場合は無地か、少しの柄におさえておくのがベターです。
無地
このような暗い色の無地だと、とてもシックです。着物や羽織に柄があるときは、荷物なども無地にした方が良いでしょう。または全身無地で超シックにしたいときにも。
上記商品ではないですが、使用例はこちらです。
柄の着物なので、無地の風呂敷の方が、ぶつからず落ち着きます。
柄あり
着物に柄があると全身で面積が広すぎてうるさくなってしまうので、小さな面積の風呂敷だと柄で遊べます。
これくらいの柄があると楽しいです。
上記商品ではありませんが、柄の風呂敷の使用例はこちら。
縞柄の着物に花柄なので、少しぶつかりますね。。
柄はあり過ぎてもNG
ではどれくらいの柄までが適切かというと、男性にはこれくらいだとちょっと多すぎます。色合いはモノトーンで良いのですが、もう少し抑えた柄の方が良いでしょう。
検索方法
おさえた柄をほしい時は楽天で「風呂敷 男」で検索すると、けっこう良い柄が出てきます。
例えば、このような縞(しま)などがクールです。
色
柄と同様に、女性には幅広い色の選択肢があります。着物との組み合わせを考慮しながら選びましょう。
男性の場合は選択肢が少なく、基本は
- 黒
- グレー
- 紺・藍
- 茶
から選ぶのが無難です。面積が小さければ多少派手でもまとまりますので、小さな荷物の時には緑や赤など、アクセントカラーを選んでも良いです。
大きさ
↓の風呂敷は約85cm×85cmですが、A4サイズの本1冊とノートPCだととても余裕で、むしろ生地が余るくらいです。
↓は、茶箱(高さ17cm、横幅22cmくらい)に、とても大きな風呂敷を乗せたところです。
茶道具を入れる茶箱は、外や呼ばれた先で抹茶を点てる場合などのためです。
風呂敷が大きすぎるので、あらかじめ部分的にたたんであります。たたんだ状態でのサイズは約80cm×80cmです。
しっかり くるんで結べます。
買い方
実店舗で
風呂敷を販売しているお店はたくさんありますが、例えば「かまわぬ」代官山店があります。
もともとは手ぬぐい屋さんですが、風呂敷も扱っているのです。
ネットで
ネットのショッピングモールでも簡単に手に入ります。
自分で手作り
布地で気に入った柄を見つけたら、たいていの洋裁地(洋服用の生地)は110cm程度ありますので、これを1メートル買うだけで風呂敷が作れます。
1メートル×1メートルくらいのサイズに裁断し、縫い代は1~2cm程度で3つ折りにしてミシンで縫います。
これだけで、自分だけのお気に入り風呂敷が出来上がります 😀
生地をネットで探すなら、例えば楽天で「生地 綿」で検索すると様々な生地が出てきます。