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自宅の食後にちょっと一服、に抹茶
抹茶って緑茶や紅茶のティーバッグと比べると結構大変だったりしません? 抹茶を買ってきたら「はいて」(網でこしておくこと)おかなきゃだし、一度茶碗に湯を通さなきゃだったり。
特にお茶を習っていると、点前で行う手続きを思い出してしまうので、省略するのが後ろめたく感じてしまったりするんですよね。
でも茶会でも目上の人に出すためでもなく、自分や身内でちょっと飲むといったシチュエーションのために、気楽な日々の抹茶を点てる方法を紹介します。
道具と配置
僕が食後に自分が飲むために準備するのはこちら。
手前から、
- 抹茶碗
- 茶筅
- 抹茶、缶そのままではかない
- スプーン
- 湯冷ましにするティーポット。普通のコップでもOKです
- 電気ケトル
です。
ケトルで沸騰してから少し冷ますとか、沸騰する前に電源をオフにするなどすれば湯冷ましは不要です。
茶杓をいちいち用意するのは面倒なので、スプーンで代用します。茶杓と量の感覚が違うので、これはこれで数をこなして感覚をつかむ必要がありますが。
抹茶は伊藤園の「華の宴」。20gで900円弱で、気軽に飲めます。薄茶一服1gなら20服飲めることになります。1服45円くらいです。
省略ポイント
既に少し重複して書きましたが、省略して気楽に飲むためのポイントを箇条書きにします。
- 湯冷ましは使わずケトルで沸騰後に冷ますなどして調整。
- 茶杓ではなくスプーンで。
- 茶ははかずにそのまま使う。ダマは気にしない。
- 事前の茶筅通しはしない。そのまま茶を点てる。
- 茶筅を使用後に洗うのも適当、ささっと水に流すだけ。
- 茶碗には事前に湯を通さず、乾いたまま直接抹茶を乗せる。
- 茶碗はあまり高級品を使わない。割れたら大変と思うと触わりたくなくなる。
- 飲んだ後は軽く水で洗ってタオルで拭く。茶巾は使わない。
こんな感じで省略するだけで、まじめにいれるコーヒー・紅茶・煎茶よりは手間がかかりません。
コーヒーなんか豆をひくのは大変ですし、挽いた豆に湯をかけて蒸らして、3~4回に分けて湯をかける。。とか大変ですよね。
紅茶もいれるポットとサーブするポットを分けてダブルポットにするのも大変だし、茶葉のジャンピングを狙うべくポットを選んで湯を高みからかけて。。とかもいちいち面倒です。
抹茶も他の飲み物と同じくらいの気楽さになるでしょうね 😀
いやー美しく点った抹茶ですこと^-^
台所の中の抹茶碗たち
僕の台所には、備え付けのガラス戸がありましてね、そこには大事な焼きものの器たちを置いているんですよ。
こんな感じで、おちょこも置いてみたり。
この茶碗は、地元のお祭りで見つけた、焼きもの団体の出品でした。「抹茶碗」と書かれず、単に「300円」とだけ書かれていたので、僕は勝手に抹茶碗として使っています。何焼きなのかも不明です。
ちなみに、そのガラス戸の左側には、ティーポットとかコーヒーいれる器具とかを置いているのです、飲みたいときにすぐに飲めるように^^
着物も楽しいですが、着物を取り囲む日本文化たちもまた、和の暮らしをする上でとても大事なんですよね~。和の飲み物、食べ物、音楽など。