和裁を習わなくてもOK!型紙で着物を作ってみた

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型紙をPDF印刷して、その通りに縫うだけ

着物の金額は、

  • 反物代
  • 仕立て代
  • 呉服屋さんの利益

などなどが含まれています。このうち生地を自分で入手して縫うなら、

  • 仕立て代
  • 呉服屋さんの利益

これがいらなくなります。
洋裁用の生地で5m使うとして、生地単価千円なら、5千円で着物が手に入ります。
そう、僕の感覚では着物の価格ってこれくらいなんです。
なのに他の人たちは数万円単位で着物の価格を見積もっているのが歯がゆいのです。
僕としては、着物屋さんじゃなくて手芸屋さんになりたいんですよね~^^ 皆さんに生地を渡して、あとは自分で縫ってもらうっていうw

PDF無料配布

とりあえず叩き台として、身長178cm男性用の型紙を作りました。
ちょっとまだ説明不足だったりサイズ感が甘かったりしますので、本当に使う場合は事前にコメントなどくださいね。修正版を出しますので。

こちらA4の紙で、なんと74枚も印刷が必要です!
コンビニのプリンターだとお金がかかるので、自宅にプリンターがあると良いです。
追って別サイズも増やしていきますね^^

印刷してみた

アスクルで届いたA4用紙500枚入り。1枚1円くらいです。
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印刷するとこんなにたくさん。不安になるレベル。
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セロハンテープでくっつける

2つの紙の端に「A1」などと書いてありますので、「A1」同士をくっつけます。
片方を追ってセロハンテープで貼ります。角をとめるくらいでいいです。
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縦につないでいきます。
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縦につないだもの同士を、横につないでいきます。
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左の前身頃の型紙はこんな感じで完成です。
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右の前身頃です。
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こちらは後身頃。
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衿。
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生地の準備

今回の生地幅は110cmくらい。洋服用の幅です。素材は木綿で、しじら織。涼しい浴衣用です。
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細かな縞が入っています。
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半分にたたんでアイロンをかけます。半分のラインの折り目はつけないように。折り目をつけると正確なサイズが取れないので。
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生地に型紙を乗せて、マチ針で固定します。
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縫う

まずは衽線に沿って折り、つまみ縫いします。実線が縫う線です。
縫う場所に「N1」という番号を振ってありますが、これはN=縫う、1=1番最初に縫う の意味です^^ 次はN2、N3へと縫っていきます。
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こんな感じになりますよ。紙ごと縫います。あとで紙は、はがします。
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裁断

型紙ごと裁ち落とします。点線が裁ち落とし線です。IMG_6661

こうなります^^ 左前身頃です。
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布と型紙は、まだマチ針でくっついてます。
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三つ折り

衽の縫い代は三つ折りで処理します。2点鎖線が手前側に折る線です。
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布ごと2回折ります。
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ここにアイロンをかけて、クセをつけます。
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手を離しても、クセがついたまま。
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型紙をはずして、布だけを縫います。三つ折りで縫うと、後から型紙をはずせないので。
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ミシンで直線縫いです。
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とりあえず、右前身頃の部分は完成です。
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同じように、左前身頃も作ります。
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後身頃

後身頃が一番大きいので大変です。生地に型紙を乗せて、マチ針で固定します。真ん中の背中心に沿って折り、型紙ごと つまみ縫いします。
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点線に沿って裁ち落とします。
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前後の身頃を縫い合わせる

それでは、各パーツが完成したところで、それぞれを縫い合わせます。前後の身頃を重ねて置きます。
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型紙ごと、左右の肩を縫い合わせます。縫い代は型紙を除いてギザギザ縫いしておきます。
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このようになります^^
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袖も同様に、型紙を布に乗せ、マチ針で固定します。
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型紙ごと点線に沿って裁ち落とします。
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袖口(手の出る側)を三つ折りにします。型紙を布ごと2点鎖線に沿って2回手前に折り、アイロンをかけて布にクセをつけます。
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型紙をはずして、布だけをミシンで直線縫いします。
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その上で、身頃に縫い付けます。縫い代は、型紙を除いて二枚合わせてギザギザ縫いしておきます。
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こんな風になります。
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前後の身頃の脇を、縫い合わせます。赤線を引いたところです。縫い代は、型紙を除いて二枚合わせてギザギザ縫いしておきます。
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裾の縫い代は3つ折りです。2点鎖線を手前に2回折ります。布ごと折ってアイロンでクセを付けておきます。ここは後で縫うのでそのままにしておきます。
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袖の下

袖の下を縫い合わせます。縫い代は、型紙を除いて二枚合わせてギザギザ縫いです。
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型紙を取り除く

縫い目を境に両側から型紙を引っぱると、パリパリと切れます。↓こちらの写真は、ミシンの縫う間隔を5mmで粗くしてしまったので、けっこう残ってしまいました(T-T 2.5mm程度だとうまくいきました。
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型紙をはずした後。けっこう残りました。。皆さんはミシンの縫う間隔を2.5mmにしましょうね~
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衿 えり

衿の型紙はあらかじめ点線に沿って裁ち落としておきます。
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すると布の端ぴったりに型紙を置けます。マチ針で固定します。
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型紙に沿って布を裁ち落とします。
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型紙の2点鎖線に沿って手前に折ります。定規を使うとやりやすいです。
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このように、真ん中と縫い代両側のあわせて3か所を折ります。
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型紙ごとアイロンし、布にクセをつけます。
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このようになります。片側だけわずかに幅広です。
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型紙をはずします。
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こちらが掛け衿、外側の短い方。
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こちらが地衿。内側の長い方です。IMG_6789

真ん中を合わせて、地衿に掛け衿を重ねます。あらかじめ半分に折って真ん中にアイロンをかけておくとやりやすいです。
衿はわずかに幅が狭い前側と、わずかに幅広の後ろ側があります。前後をそろえて重ねます。
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衿を縫い付ける

すみません、写真がないのですが、衿の表側と身頃の衿を、背中合わせに重ねます。アイロンのクセのついた線をミシンで直線縫いします。

そこから、衿の裏側を身頃の裏側に回して、身頃の表側からミシンの直線縫いで、身頃と衿を縫い合わせます。縫う場所は衿の表側のキワです。衿そのものではなく、身頃を縫います。
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表現を変えますと、↓のような場所です。
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裾の始末

いちばん誤差が出やすいのが身丈です。一度着る本人がはおってみて、長さを確認しましょう。
長さが良いようであれば、先ほどつけた三つ折りのクセの通りに、ミシンで直線縫いです。
長さが足りない/長すぎるようであれば、アイロンでクセを付け直して、ミシンで直線ぬいします。

完成

全体のクズ糸や型紙のクズを取り、アイロンを適宜かけて完成です。
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型紙ファイルほしい人はどうぞ

まだ男の178cm、Lサイズしかないので、別のサイズでほしい方はどうぞ声をかけてくださいね~コメントとか^^
まだ他の人で試していないので実験段階ですが、最終的にギブアップしそうなら僕が代わりに縫いますから大丈夫ですw

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