反物を仕立てたように見せる画像合成技術が、実用レベルに進歩しました。

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ますます向上してきた画像合成技術

こんにちは、IT屋で着物屋さんの店主、ヒロです^-^
この3年半、着物IT化の活動を時おりやってはうまくいかず、くじけておりました。
目指す方向は

仕立てていない生地の写真を撮って、コーディネート写真に合成する

というものです。
角帯・半幅帯は面積が狭いので1年前に実用化して販売に使ってきましたが、着物本体がどうにもうまくいきませんでした。
たぶんITのシステム会社かゲーム会社がエンジニア数人を1年割り当てればすごいリアルなものができるのでしょうが、僕個人がチマチマとやっているのでなにぶん亀の遅さなのですよ。

2年半前

最初はここから始まったんですよ?
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まじですw
今なら分かります。これでは売れるわけがないとw

さて、今はどうかというと、こうなりました。
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もう、どこを合成しているか分からないくらいにリアルになってきましたね^^
着物本体だけ合成です。着物部分の、影や向き、縫い目や角度を合成に反映させたのですよ。
それでは他のも見てみましょう。
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↑この落ち着いた黄色のもかわいいですよねぇ。
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↑これはお上品ですな。
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↑エメラルドのようなグリーンが素敵。
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↑ちょっとシブかっこいい感じ。
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↑これは若い感じですかね。

なんかもう、普通に見入っちゃいますよね。「合成よくできてるなぁ」の視点ではなく、「どの着物がかわいいかなぁ」と、安心して商品を選ぶ視点になりますね。

商品ページ

楽天で実際の商品ページは、このように並んでいます。
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https://item.rakuten.co.jp/wkimono/c/0000000832/
小さな画像だとちょっと分かりにくいので、トップ画像だけは着物のアップにした方が良いのかもしれません。

ビジネスへの効果

これがどうすごいかというと、今のところ生地400枚を取り込んだので、イコール当店の商品数が400個増えるわけなのです。
生地とともに柄の名前も取り込んで商品名に入れているので、楽天検索でたどりついて、商品を見に来てくれるチャンスが増えるのです。
同じような方法で、理論上は何千・何万種類もの商品を増やすことができます。

対象のお客様

仕立て上がりのS・M・Lを数千円で買いたい方は、海外ロット生産した着物が他店でたくさん売られているので、そちらに行きます。
でも寸法を指定したい方や、この反物の色・柄が好き!という人は、オーダーメイドが必要なので、当店のような小規模な店に行くことになるわけです^^
反物から完成品をイメージできる人は反物を買い、買った店で仕立てに出せばいいですが、完成品がどうなるか分からない。。という人は、もう当店しかないわけなのですよ 😀
実店舗なら反物を体に巻き付けて見せる方法もありますが、ネットだとそうはいかないのですよね。
さぁ、実際の反応がどうなるか、楽しみなところです。

今後

  • まだ1反物あたりの写真数が足りていないので、他の写真も増やしていく予定です。後ろ姿だけだと誰も買う決断はできないですからね^^;
  • 男物もやります。
  • 浴衣だけでなく、着物もそのうちやりたいです。

「まだリアルさが足りない」などご意見・ご感想などもウェルカムです!

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型紙

和裁の知識がなくても和服が作れる、かんたんな型紙

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反物

合成写真で仕立て後を想像

反物

 

羽裏

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