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「かしこまらない茶会」
みんな「着物着るからおいで」って言っても敷居が高そうで「自分には関係のない、ありえない世界だ」と認識してしまうみたいなんですよ。
でも「お茶飲みにおいで」っていうと来る。そこに「着物あるから着てみ?」って言うと着るんですw 不思議だなぁ~^^
なので、楽しく茶を飲んでたら、気づいたら着物着てた、くらいな無意識な導入を狙っております 😉
かしこまっちゃうよね
でもその茶会ですらも「あの『結構なお点前で』とか言って茶碗回して、間違ったら気まずいやつでしょ?」というイメージをお持ちの人も多かったり。
そう、僕らって椅子とテーブルの暮らしに慣れているし、昔の日本の人間関係に慣れていないから、和室に招かれてどのように座るか、歩くか、ポジションを取るかってことを知らずに育ってきているんですよね。
これはお茶だからなんじゃなくて、単に昔の礼儀作法のことなんですよね。
その「忘れて」きてしまった振る舞い方も含めて、暖かな友だち関係が作る雰囲気のまま、僕と一緒に皆で「思い出して」みたいなと思うのです。
サロン的な使い方
友だちをみんな呼んで、来たい時間に来てもらうシステムにしています。
シェアハウスのリビングのように、みんなが集まって、友だちの輪が広がっていくサロンのように使ってもらいたいと思うのです。
茶会の内容
では写真で状況をお伝えします^^
こちらの茶室は公民館の一部で、申請して使うことができます。
にじって(かがんで)入る入り口と、普通に靴を脱いで入る玄関があります。
にじり口からの入り方を説明してみたところ、この男性は、初めてにじって入るのを楽しんでいるところです。
「友人を広げるサロン」と言いながらも、やっぱり道具をしっかり置くと雰囲気が出てテンション上がりますよね^^ 僕にはまだ高級品をあまり手にしたことが無いですがー。
元々着物を着ない彼だったんですが、僕がシェアハウスの頃から何かと着物を着ているので「あ、着物を着るのってそんな自然なことなのか。じゃオレも着る」くらいのノリで着始めました。この茶会が彼にとって着物を着る良い機会となっている模様。
お菓子を取ります。
一人一人違う主菓子を用意したんですよ~。銀座の三越で前日に選びました。
最初は僕が点前をして、茶を点てます。
茶を飲みます。
なんとここでモンスター発見。
一服ずつ飲んだあとは、一度外に出て、庭園をまわって小休憩。
今度は、お客さんもお茶を点てる体験。
和体験を実はみんな求めている
僕らの世代にとって、和文化はもはや異文化となってきています。
それでも周りの友だちに、「庭園見ながら抹茶飲むからおいで」と声をかけると来ます。
新鮮な非日常を求めて、このようなイベントは歓迎されている模様です 🙂