目次
着物ではありませんが
着物って広い日本文化の中のたった一つでしかなくて、日本人であることを楽しむには着物以外にも色々あるんですよね。
この1ヶ月ほど滞在したオランダ人とフィンランド人のカップルと東京観光しましたが、彼らの反応を知ることで、逆に「日本らしさとは何か」、さらに「自分とは何か」を知ることになるんですよね。まー深い話題^^
とゆことで今回は、着物を着ることと結構つながっている国際交流についてです。
渋谷をぐるりと。
さー午前11時にハチ公に待ち合わせ。余りにベーシックなので僕は恥ずかしくて普段やりませんが、改めてやると初々しくて楽しい^^
↑誰か後ろで寝てる?w
コンビニおにぎりも楽しむ
ハチ公の写真を撮ったら、次は朝ごはん。コンビニでオニギリを買ってきたものの、何が具なのか分からないそうです。開封のし方も分からない。苦労してます。
スクランブル交差点
スクランブル交差点を渡ります。「ここがソレなのか!」と嬉しそう。ガイドブックに載っているそうです。日本人なら「なぜー?w」ですが、人口数百万人しかいないフィンランドにとってはすごい人の波なのだそうです。
タワーレコード
彼らの次に行きたい場所はタワーレコード。
なぜに今の時代にCDショップ?w ってつっこんだら、なんと「ディルアングレイ」のCDがほしいのだそう。なつかしい。ディルアングレイの載った雑誌も買っていました、日本語で読めないのに。
ディルアングレイって、あの20年くらいまえにはやったビジュアル系と言われたバンド。
それが今、フィンランドで再燃焼しているのだそうです。
僕:「まじかー」。
まじめに音を聞いたことがなかったのでiPodで聞いてみたら、実はいい音出してました。ギターサウンドが美しい。
例えばこんな曲です。youtubeだと音が悪くて魅力を再現できていないので、CDをレンタルして聞こうと思います。
センター街
次はセンター街を歩くだけ。店に入るでもなく。でも人の服装を見て彼らは楽しそう。「私と同じオルタナティブファッションの人がいる、嬉しい。フィンランドの私の街だとなかなかいないの」だそうです。
カフェ
日本に来たらやたらと喉が乾くとのことで、ロイヤルガーデンカフェという かわいい かつリラックスな空間でジンジャーエールを飲みます。ここのはリアルな生姜を使ったホームメイドなので、すごいショウガショウガしたジンジャーエールで、超おいしかった。
ユニクロ
次は僕のおすすめのユニクロへ。「僕の服の70%はユニクロで、低価格で最高品質!」とめっちゃ宣伝してから入ったら、パーカーを即買いしてましたw
LOFT
そしてLOFT。「ぐでたま」などのユルキャラ商品を見つけたようで、小物を買っていました。最初はgde-Ta-maみたいに言ってきたから聞き取れなかったんですが、その言葉がまさかグデタマだとは。。w
立ち食い寿司屋
お昼はセンター街にある立ち食い寿司屋へ。ここは僕が昔から好きでたまに来ます。おいしいーし、コスパも最高。
箸の使い方、上手です。外国人用に英語のメニューがあります。セットを頼んでいました。僕は個々に頼みました。
ドンキホーテ
混沌っぷりを楽しみます。ヨーロッパより総じて断然安いそうです。
ラーメン屋
ちょっと早い晩ご飯はラーメン屋「かむくら」。ここは本当においしいし、胃がもたれないですよねー^^
僕は夜はスローに過ごしたいので、この辺で自宅へと帰りました。彼らはこの東京滞在の後、京都や北海道へとまわり、また東京に戻ってくるそうです。再会を約束しました。
Re-discover Japan 日本再発見
国際交流と着物を着ることが似ているのは、自分の再発見なんですよね。
彼らがすごいイイネ!って言うのって、上述したような、僕らにとっては余りに普通なことばかり。
日本にいると西欧化している方が仕事がデキると思われたりモテたりするものですが、海外に出ると逆に日本人らしくいる方が喜ばれる。
日本で暮らしている僕らは普段、海外の人やビジネスに直接触れませんが、全体の産業としては海外の皆さまに貢献して、海外の皆さまに生かされているんですよね。例えば日本のテクノロジーを世界の皆さまに使って頂いて、代わりに別の世界の皆さまが日本に食べ物を作って送ってくれたり。
僕らが自分をもっと知ることで、世界の皆さまにもっと求めてもらえる、もっと生きていく力のある日本になれたらいいなと思うのです^^
海外のトモダチを作るコツ
海外留学中でも日本にいても、海外の友達を作るコツはですね、どんなに未熟な英語力だとしても、相手を楽しませたり相手に貢献できれば人は自然と集まるわけですよね。
例えば日本料理ができれば。この場合はハイクオリティが当然の日本人気質からは板前や寿司職人のようなレベルを想像されるかと思うのですが、そうではなくてダシの元を使ってもいいので、肉じゃがや浅漬けを作れるとか。ならば十分に海外の人をもてなせるわけです。
着物が着られて、着物を着せられて、煎茶でもいれて一緒に飲むだけでも、十分海外の人には楽しんでもらえそうですし 🙂