3Dプリンタで水漏れしない厚さとLayer Heightを調べました

3Dプリンタで水槽を作るべく、水漏れしない範囲でなるべく早く作るため、厚さとLayer Heightを探りました。

スペック

3Dプリンタはこちら。

フィラメントはこちら。透明のタイプです。できれば魚が透けて見えるといいので。

厚さ

まず、厚さは1mm、1.5mm、2mmで試しに作ったところ

  • 1㎜は薄すぎて強度が低い。軽くつぶすと割れてしまう。さらに、ものすごく水漏れする。
  • 2mmは十分に強度が高いし水漏れもしないが、完成まで時間がとてもかかる。中が透けて見えない。
  • 1.5mmなら強度もあり、水漏れもせず、適度に透けて見える。

そのため、1.5㎜でLayer Heightを調整し、最も早く完成する値を探りました。

Layer Height

ソフトはUltimaker Curaで、そのPrinter settings内のLayer Heightという値です。

この値はデフォルトで0.2mmで、小さければきめ細かく高品質に、大きければ荒く低品質になります。

低品質になると透け感が落ち、水漏れしやすくなります。

実験結果:Layer Height 0.5mmがベスト

こちらが試した結果です。厚さは1.5mm固定で、Layer Heightのみ変えました。

  • 0.2mm: 水漏れせず、見た目も良い
  • 0.5mm: 水漏れせず、見た目も良い
  • 0.6mm: 水漏れしないが、レイヤーが波打っていて、見た目が荒い
  • 0.7mm: 水漏れする。見た目も荒い
  • 1.0mm: 水漏れする。見た目も荒い

結論は0.5mmのLayer Heightが妥当です。

このような結果となりました。皆様の参考にしてもらえればと思います。

20cmサイズにしたら水漏れ発生

上記の実験は2.5cmサイズでしたが、20cmサイズで試したところ、各所から水漏れが発生しました。

どうやらサイズによる模様です。大きなサイズで水漏れしない設定を見つけたら追記します。

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