目次
型紙からの着物づくり
和裁を勉強しなくても、反物や洋裁生地から着物を作れるようにと、型紙を作りました。
着用写真
こちらの写真は踊りのため袖と裾を長くしていますが、型紙を使って作った着物です。
生地は高島ちぢみという横ストレッチの効いた、涼しい素材を使いました。
ベビーも対応
赤ちゃんから大人まで、男女ともに対応しています^^
着物の型紙
洋裁用の生地からも反物からも作れる、本格派用の型紙です☆
単衣のミシン仕立てです。
型紙ダウンロード
にて購入・ダウンロードできます。
価格 1,500円 (税込)
動画マニュアル
自分で作るオトクさの解説です。
サイズ表
他のサイズをご希望でしたら作りますのでコメントくださいね^^
サンプル
購入・ダウンロードしたファイルはzip形式で、PDFファイルも入っていますが、それ以外のファイルをサンプルとしてダウンロードできます。こちらは男のLサイズです。
印刷のコツ
正しいサイズで印刷するため、印刷の際は下記のポイントに気を付けます。
- 白黒印刷。カラーだとインクがもったいないです
- 「実際のサイズ」を選ぶことで、正しいサイズで印刷されます。
- 「縦」を選びます
- 「A4」を選びます
使い方
各PDFファイルを全て印刷します。
※「sode.pdf」は袖ですが、左右の袖のために2枚ずつ印刷します。
※実線は出来上がり線、点線は裁ち落とし線、二点鎖線は折り目です。
セロハンテープで、「A1」と「A1」のように同じ記号同士を貼り合わせます。
片側は点線に沿って折ります。
マチ針で布に固定します。
点線に沿って型紙ごと布を裁断します。
必要な生地の長さ・幅
各パーツの配置によって必要な長さと幅が変わってきますので、各サイズの配置ごとの表を作りました
※↑のオレンジ色背景の部分は、幅が110cm以上です。緑は幅110cm以下です。
それではその配置を図にしてご説明します。
身頃、衽、地衿左半分
袖、掛衿
地衿右半分(横向き)
本当は地衿は1つの生地でつながっていて、縦向きであるのが望ましいのですが、生地の節約のために多少ズルをした配置です。正しく混乱なく作りたい方は別の配置をオススメします。
地衿の右半分は着た時に外から見えないので、向きを90度傾けて裁ち落とします。
身頃、衽、地衿
袖、掛衿
サイズがSなど小さめであれば、最も効率の良い節約型の配置です。逆にLなどの大きめだと幅が110cmを超えてしまうので、幅広の生地を使う必要があります。
身頃、地衿
袖
衽、掛衿
どのサイズでも110cm幅を超えることなく、ズルもせず正しく裁断できる配置です。ですが必要な生地が長めなのが難点です。
印刷枚数
印刷する枚数の合計の目安を、サイズごとに表にしました。
Q&A
購入前でも後でも、お気軽に質問や要望などどうぞ。 info@wkimono.tokyo まで。
Q. 線が非常に太いですのが、この線は線の内側、外側、中央、どこが正しいのでしょうか?トレースして使おうかと思っております。
A. こちらは真ん中が正しいです。理論上の正しい場所は線の真ん中にあり、それが拡大されてしまっているため、厳密に言うと外側と内側はズレてしまいます。
Q.なぜ型紙ごと縫うのですか?
A.この型紙の想定する対象者は裁縫経験のないほぼ初心者です。経験者はご自身で布に線を引くなどしてお使いください。
お客様の作品
2022/5/16 夏向きに綿100%で着物がほしいということで、↑のYoutube動画マニュアルを見ながらがんばって作ったのだそうです。とてもきれいに仕上がっていますね 🙂