名古屋帯の作り方パワポを無料で公開

※ 当マニュアルは旧バージョンです。最新はこちらの記事「バージョン3: 名古屋帯の作り方 パワポを無料で公開」へ。
名古屋帯の作り方 v1 - 20160205

基本だけなら難しくない

こんにちはー。
着物が広まらない原因の一つとして、「自分で縫えない」ことがあると思います。
自分で縫えなければどうしても高くついてしまうんですよね。。着物の材料費ってたぶんそんなに高くなくて、職人さんの人件費が半分は占めていると思いますよ。
しかも職人さんと言っても、(はい、ここからいつもの怒られそうトークです) 普通の着物を縫う分にはスーパーマンでも魔法使いでもなくて、具体的なやるべきTo Doをコツコツこなしていくだけ、のはずです。
特に昨今はベトナムに仕立てを注文したりしていますので、「日本人の伝統技術がないと縫えない」わけではないと思うのですよ。
タネを明かせばアラ簡単、ということ、あると思います。

金銭面もライフも充実

名古屋帯の職人さんのために一万円分、満員電車を通勤して働くのであれば、自宅でコーヒーでも淹れてボサノバでもBGMにかけながら、リラックスした空間の中で縫い物をした方が。。オトク感ありません? 🙂
職人さんの仕事は減ってほしくないですが、まずは気楽に名古屋帯をゲットできたらいいですよね~^^

公開です

ネット上にはまだパワポ形式で公開された名古屋帯マニュアルはないようなので、作ってみました。
パワポ形式であれば印刷して友達と一緒に読みながら教え合うとか、できるような気もします^-^

パワポ

こちら埋め込んだパワポです。

直接パワポのページを開きたければ、このURLへ。
https://docs.google.com/presentation/d/1lKP7f9yXtTKdwun1bDu5DUxuTHLr-PdDTtut-nZ4K6w/edit?usp=sharing

スライドを一覧

ちょっと見たいだけの人は、↓に全画像を貼り付けておきますので、どうぞエンジョイしてください 😀
必要な生地のサイズは、お太鼓118.5cm×64cm、胴回り251cm×36cmですよー。柄の位置などを調整したい人はもっと大きい方がいいです。
名古屋帯の作り方 v1 - 20160205
名古屋帯の作り方 v1 - 20160205 (1)
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名古屋帯の作り方 v1 - 20160205 (18)
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随時改定してバージョンアップしていきますので、その際は新しいアドレスをお知らせします~^^

動画バージョン

次のバージョン3の動画版です。ちょっと作り方はこのページと違いますが、実際に作っている感じをつかみたければ動画でどうぞ~^^


参考ページ

型紙

※ 2021/2/23 追記
参考までに、「自分で線を引くのは大変!」という人向けに、型紙を作りましたのでご紹介します。
PDFデータで、自分で印刷してセロテープで貼り付けるタイプです。
お太鼓
nagoya_otaiko
胴回り
nagoya_doumawari
shopping_r_34_2xにて購入・ダウンロードできます。

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コメント

  1. 友美 より:

    はじめまして。
    すごいです!名古屋帯の作り方!
    私も帯を作るのですが、作れる様になるまで、レッスンを受けたり本で研究したり…。
    これから始められる方はラッキーですね(^-^✿)
    いつも帯芯を使っていて、1度接着芯を使ったら、堅過ぎ結びにくい上に折り目がしっかりついて失敗でした。
    オススメの接着芯ってありますか?

    • hiro より:

      友美さん、コメントありがとうございます^-^
      すごいですか!うれしいです、作ったかいがありました~。
      レッスンまで受けられたのですか。それは大変でしたね。
      はい、このパワポではまだ全部の説明を網羅できていませんが、そのうち内容を追加して、初心者でもすぐ作れるようにしたいです~^^
      堅すぎたんですか。店主は
      http://item.rakuten.co.jp/az-netcc/jf-5p/
      で作っており、自分用の帯でも普段から使っておりますが、特に結びにくいということはないですねえ~。
      折り目はどうしても少し残ってしまうのですが。
      何か他にもあればどうぞ^^ 他の読者さんも読んで参考になるでしょうし。

  2. 典子 より:

    はじめまして。
    私、この猫柄の名古屋帯某サイトで買いました・・。
    自分でこの帯が作れるなんてすごいです。しかも無料公開だなんて!!
    ただ、ここまで辿り着くのにずいぶんと時間がかかったため、インスタ等で#帯作りなんかで投稿されたら探しやすくなるかもです^^
    これからも楽しみにしております。

    • hiro より:

      典子さん、ありがとうございます、以前買ってくださったんですね! 😀
      じゃ初めましてではないですね~^^
      名古屋帯が1万円とかかからずに、材料費の2~3千円だけでできたらいいですよねぇ、しかも洋裁地とか使っちゃったりして。
      さっそくインスタに投稿してみました。
      https://www.instagram.com/p/BF52eAgPBaj/?taken-by=omisosiru55
      何か質問などありましたらお気軽にどうぞ~メール info@wkimono.tokyo ででも。

  3. pandaful より:

    はじめまして。
    すごいです。こうしたら帯、自分で作れるんだ〜♪
    以前、母の短羽織から名古屋帯にリメイクしてもらったんですが
    解き洗い(6000円)染め直し(15000円)加工(海外ミシン縫い30000円)綿帯芯(7000円)で税込62640円かかりました。
    新品がもっと安く買えるのに、もったいないことしたな〜と後悔していました。
    染め直しはともかく解き洗いは自分でした方がすっきりするし
    今度はこれ見てやってみます。
    ありがとうございました。

    • hiro より:

      パンダフルさん、コメントありがとです^^
      はい、こんな仕組みなんですよ~。半幅帯よりはちょっと複雑ですが、段階ごとに説明を見れば、やれそうな気がしますよね?
      うーむ、きっと今までの「正しい」方法で行えばそれくらいの予算でもお得なんでしょうが。。 クオリティはほどほどで良いのであれば、自分でやったらいいですよね 🙂
      作る上で質問など発生しましたらどうぞまたお気軽に連絡もらえればと。

  4. ここあ より:

    初めまして!
    今、これを見ながら作っています!
    質問なんですが、7枚目のスライドの縫い合わせる時、長さは違うと思うのですが、どう合わせたらいいのでしょうか?
    早く完成させたくてウキウキしてます!

    • hiro より:

      ここあさん、こんにちは。ご質問ありがとうございます^^
      そう、まさしくここがミソなのです。
      胴回りは幅32センチで、お太鼓は60センチの半分で30センチ。
      このつじつまを合わせるために、胴回りのお太鼓側のはじっこ40センチの長さをかけて、32センチ幅から30センチ幅まで縮めるんです、少しずつ。
      6枚目のスライドで、それが伝わりますかね?右側の方、少しすぼまってません?
      また何か質問ありましたらどうぞ~ 😉 がんばー 😀

      • ここあ より:

        あー!縫い代から32.5ですね!出来上がり線から32.5測ってました(´△`)
        ありがとうございます!

        • hiro より:

          そっかぁ、そのあたりの記述がすごくあいまいでしたね、失礼しました。
          次回改訂する際には直しておきます。
          グッドラックです!

  5. ユキ より:

    はじめまして。いつも「作り方」シリーズ楽しく拝見しています!
    いつか自分でも挑戦してみたいのですが、帯を作る布で初心者向きの素材や色・柄などはありますか?
    猫の帯は綿麻だと思いますが、やはり綿麻が扱いやすいでしょうか。
    もしどこかのページで既に説明されていたら申し訳ありません。

    • hiro より:

      ユキさん、こんにちは。
      作り方シリーズ見てくださっているのですね、ありがとうございます^^
      はい、やっぱり綿麻がしっかりしているのでミシンで縫っていても布が逃げていかないのですよ。
      綿100%の薄い布だと、一応完成するものの帯としては薄すぎたりして、接着芯を重ねるなどの手間がかかりますし。
      柄は、細かい柄のパターンか、いっそ無地の方が柄の位置を気にしなくてすむので失敗はしないと思います。
      大きな柄をちょうど良い場所にあてた時のよろこびも、それはそれであるのですが 🙂
      色は。。お持ちの着物に合う色がいいかもですねw
      お互い和裁生活、楽しんでいきましょう~^^

  6. 近江まむ より:

    はじめまして!
    半幅帯をコットンで自分で作ったことがあり、名古屋帯にも挑戦したいと思いこちらのページにたどりつきました。
    綿麻の生地が作りやすいとのことですが、やはり着物を解いた正絹では難しいでしょうか?
    またミシンでやる場合には糸は化繊、針は普通の太さでよいものでしょうか?
    胴裏にシミがきている着物を使いたいと思い質問させていただきました。
    お返事お待ちしております。よろしくお願いいたします。

    • hiro より:

      近江さん、返事が遅れましてすみません。
      正絹でも理論上は作れますよ。ただ、ミシンの針は細めで、糸も絹の方がいいですよ^^
      洗い張りしたければミシンではなく全て手縫いがイイです。丸洗いで良ければミシンでOKです。
      僕は商売ではなく自分用に作る場合は、もうポリで普通のミシン針で縫っちゃいますけどねw
      他に何かあれば、またコメントどうぞ~ 😉